遺品整理の進め方・手順について。後悔しない遺品整理を行うポイント

亡くなった方の遺品を分け、処分や供養することは遺族にとって大切な行事です。遺品整理は一度行うとやり直すことが難しく、迷った末に処分した遺品に未練を持たれる方も少なくありません。

こちらでは後悔なく遺品整理をしたい方のために、遺品整理の進め方と業者選びのポイントを紹介します。

遺品整理は誰が行うべき?

遺品整理は相続人の仕事です。相続人でない遺族に干渉する義務はないし、逆に相続人のうち誰かの意思を蔑ろにすることもできません。

相続人全ての合意のもとで遺品整理が行われる以上、全員で集まることが望ましいです。しかし現実には難しいことから、遺品整理の手続きを中心的に行う相続人を決めるべきです。遺品整理を担当する相続人はあらゆる財産の処分について各相続人に同意を求めなくてはいけません。

遺産分割協議までに相続財産・形見・処分品・供養すべきものを仕分けられれば遺品整理しやすくなります。

遺品整理を避けた方が良い遺族は?

遺品整理をすべき人は相続人ですが、他の遺族が遺品整理に関わることも何ら問題がありません。ところが「相続放棄をする/手続きを終えた相続人」だけは遺品整理に関わると問題になりかねません。

財産は所有権を持つ人しか処分が許されず、共有財産ですら共有者の同意なくして処分行為を認められていません。

つまり、被相続人の財産を勝手に処分することは「それを自分のもの、すなわち相続したと認めたも同然」です。したがって民法でも財産の処分は法定単純承認と定められています。

良かれと思って遺品整理に手を出して、思わぬ負債を被るのは大きな後悔につながります。遺品整理を手伝うときは決して”処分”だけしないようご注意ください。

遺品整理を行うタイミング

遺品整理を行うタイミングの原則は相続放棄の申し立てができる相続開始後3ヶ月以内です。相続放棄を考えている相続人も、遺品を整理するだけなら単純承認とみなされません。被相続人の財産状況を調べるうちに大きな負債があるとわかれば相続放棄や限定承認をしましょう。

特に相続放棄を考えていないなら、四十九日など節目となりかつ相続人の集まりやすいタイミングを選ぶことがおすすめです。遺品整理を1人で行うことはほぼ不可能であるため、人手が集まらなければ迷わず業者へご依頼ください。

相続税申告が必要であれば、相続開始10ヶ月以内に遺産分割協議まで終わらせるか相続税申告を延長するための手続きをします。

また、遺品整理自体に期限はないものの物件価値に直結する特殊清掃だけはすぐに行ってください。

賃貸物件に住まわれていた場合

賃貸物件に住まわれていた場合は、亡くなった方の家賃支払い状況によって変わります。

家賃を数ヶ月滞納していた場合であれば、すでに部屋の明け渡しを貸主に請求されています。場合によっては訴訟も終わり差し押さえの手前ということもあり得ます。今すぐ明け渡す必要があるなら相応の家賃を支払った上で可及的速やかな遺品整理が必要です。

貸主から通告されているならその期限を守りましょう。

家賃がしっかり払われている場合でも余計な賃料を払わないために、家賃の支払い発生日まで遺品整理を終わらせることが考えられます。

ちなみに、亡くなった方の借家権は相続されるため相続人の希望で部屋を借り続けること自体は可能です。遺品の持ち出しが難しい場合は、遺品整理が終わるまで賃貸を使わせてもらうことも良いでしょう。

持ち家の場合

持ち家は亡くなった方の所有物であり、相続人の共有となります。したがって相続人以外の都合による期限はありません。ただし家を共有し続ければ後々問題となり、相続登記も面倒です。

少なくとも遺産分割なくして遺品整理もできないという前提を持つべきです。

もし家の売却などで期限がある場合はそれに合わせた遺品整理が必要です。

自分での整理が困難な場合

例えば住宅がゴミ屋敷になっている場合はすぐに遺品整理をするべきです。1人で始めることはできないし室内の現状がどうなっているかわかりません。場合によっては遺品の一部が腐敗し建物の価値を下げることが考えられます。

ご遺族だけでの遺品整理が難しいと判断された場合はすぐに業者へ連絡しましょう。

他にも隣人トラブルや敷地への侵入といった面倒ごとはすぐに解決したいところです。

こういった問題を放置すると、より大きな問題へと発展して後悔の元になります。

遺品整理の進め方

後悔しない、トラブルへの発展を防ぐ遺品整理の進め方を紹介します。

遺言書の確認

遺言書を確認してください。遺言は被相続人の意思で財産の帰属などの法的関係を決める効果があり、相続人全ての合意なくして遺言を覆せません。

しかも遺言には時効がないため遺産分割協議及び相続税申告が終わった後に遺言書が見つかると遺産分割のやり直しを余儀なくされます。

外部に保管していることも考えられます。法務局と公証役場への問い合わせも忘れずに行いましょう。

遺品の仕分け・分別

遺品を仕分けるときは、このような分け方がおすすめです。

  • 金銭的価値のあるもの
  • 金銭的価値はないが形見になるもの
  • 不要だがリサイクルするもの
  • 不要だが供養するもの
  • 不要であるから廃棄するもの
  • 廃棄するために法的手続きが必要なもの

必要な遺品を捨ててしまった。逆に不要な遺品の押し付け合いが始まったという後悔をしないよう厳しく仕分けてください。思い入れがなくても金銭的価値のある財産を捨ててしまうことはもったいないです。

そして仕分けた遺品は全て記録します。金銭的価値のあるものは財産目録として記録すると遺産分割協議を効率的に行えます。

遺品の仕分けは相続人の意思によって行われます。どんな些細な財産も相続人の共有となるため勝手な処分は厳禁です。ただし”明確にゴミと言えるもの”は処分しても大丈夫です。

逆に、ゴミかどうか判別がつかないものは遺品として仕分けを行います。あなたにとって価値がなくても他の相続人が必要とするかもしれません。時には金銭的価値がつくこともあります。

金銭的価値を判別できない時の解決法は、鑑定です。コレクションや骨董品、果ては権利など無形の財産まですべての価値を明らかにします。

遺品整理は作業しやすく汚れにくい服装で行いましょう。次の基本装備は必要です。

  • 作業着
  • マスク
  • 軍手
  • 長靴やスリッパ

そして遺品の仕分けにはこんな道具があると便利です。

  • 段ボールや袋とガムテープ
  • ハサミ
  • 仕分け内容を書くためのペン(太めが望ましい)
  • 家具をバラすための工具(ハンマー、ペンチ、ドライバーなど)

遺品を運べるよう大きめの車を用意することも大切です。

不用品の処分

財産が明らかになったら不用品の処分を行います。”捨てづらい”という後悔に悩まされないよう、10秒以上考え込むものは処分することがおすすめです。

金銭的価値があるものの処分は、売却が主となります。遺品は大荷物になるため出張買取できる業者に頼ることがおすすめです。遺品整理業者が不用品の買取も行っている場合があり、便利です。

処分した後に得たお金は形を変えた相続財産です。絶対に着服しないでください。

金銭的価値のないものは自由に処分できます。リサイクルできる場合は寄付を、形見として持ちたい場合は形見分け(相続財産として数えられない)をします。廃棄する場合は潔く捨てましょう。ちなみに、金銭的価値があるものでも相続人全ての同意があれば他の遺族に譲渡できます。

仏壇などは供養することもおすすめです。

粗大ゴミなど捨てられる日が限定されているものは、何日も残る可能性があります。是が非でも早く捨てたいときは持ち込みも考えましょう。不用品回収業者にまとめて処分してもらうことも良いですね。不用品回収業者は何より細かい分別をしなくて良いことが魅力的で、家電三種も問題なく扱います。

遺産の分割

形見分けや処分品の売却・廃棄が終わったら遺産分割をします。換金した時に得たお金も遺産分割の対象となります。遺産分割は遺品の帰属と金額格差で揉めがちです。

後悔のない相続に欠かせない特別受益と寄与分は計算しておきましょう。事前に各相続人が欲しい財産を知っておくことも有効です。

住まい関係の手続き・清掃

住居を手放すときは売却や契約解除の手続きを、継続する場合は相続の手続きを行います。

持ち家を相続するときはそれを示すための相続登記を行います。相続登記の際は登録免許税の支払いもします。賃貸を相続する場合は、その旨を貸主に伝えれば事足ります。

賃貸の場合は遺品整理の段階で退去のため清掃も行われます。持ち家の場合もこれから住む場合も売却する場合も価値を高めるためにしっかり清掃をします。

一般的な掃除だけで汚れを落とせないときはプロにお願いしましょう。

遺品整理業者へ依頼する場合

遺品は多く、処分品の扱いも複雑です。そのため1人での作業は難しく相続人同士での作業でもストレスが溜まりがちです。

こで面倒な遺品整理を遺品整理業者に依頼することをおすすめします。

遺品整理業者へ依頼するメリットとデメリット

遺品整理業者は遺品の仕分けや処分、住居の清掃などを行う業者のことです。

遺品整理業者へ依頼するメリット

  • 遺品の扱いを熟知している
  • ワンストップで遺品整理を依頼できる

遺品整理士は死の現場に詳しく、遺族感情に沿った遺品の扱いができます。そのため不用品回収業者に形見を捨てられたという後悔を防げます。弊社は遺品整理士という専門資格を持ったスタッフが伺います。

そして遺品整理業者は遺品の仕分けや特殊清掃から不用品廃棄、売却、供養まであらゆる仕事をしています。プロの力で遺族の負担を大幅に減らします。

遺品整理業者へ依頼するデメリット

  • 業者によるばらつきが大きい
  • 料金が変動しがち

しかし、遺品整理業者を名乗ることに資格が不要であることから遺品整理に詳しくない業者に出会すことがあります。さらに、遺品整理はサービスの種類が多いためあれもこれもと頼んでいるうちに料金が上がる可能性も考えられます。

このような業者に当たらないようご注意ください。

遺品整理業者への依頼費用の相場

遺品整理業者へ依頼した場合の相場は一部屋5万円です。ただし部屋の大きさや状態によって料金が上乗せされることもあります。見積もりはよくご確認ください。

弊社は追加料金なしで1k 3万8000円からお引き受けしております。

遺品整理業者を選ぶポイント

品整理で最も大切なのは良心的な業者選びです。弊社のように真剣に遺品整理を行う業者と悪徳な業者ではこれほど異なります。

良心的な業者 悪徳業者
遺品整理の目的 遺族の労力と精神的負担を減らし、亡くなった方と向き合う機会を作る。 不用品の処分
財産との向き合い方 売却できるものはしっかり査定。金銭的価値がないものも役立つ道を探す。 ゴミになりそうなものは積極的に処分。その後の行方は教えてくれない。売却益を着服することも
見積もり 明朗会計、追加料金なし 見積もりは安くても、追加サービスでの上乗せを企てる
清掃の質 可能な限りの現場復帰 悪くはないが、原則として追加料金
スタッフ 遺品の扱いに詳しく、お客様のニーズに寄り添った遺品整理を行う 遺品整理への意識が低く、自社の都合優先で遺品処理を進めてしまう。

もし悪徳業者に遺品整理を頼んでしまえば、このような後悔が待っています。

  • 大切なものを捨てられた
  • 大切なものが壊された
  • 住居に傷をつけられた
  • 見積もりの何倍にもなる料金を請求された

弊社はこのような不安に悩むお客様のために、誠心誠意の対応をいたします。

遺品整理でお悩みの方は、ご相談ください。

亡くなった方の財産だから処分したい、亡くなった方の財産だから処分しづらい、どちらも本当の気持ちだと思います。エピローグシオンは複雑な遺族の気持ちに寄り添い、大切に遺品を扱わせていただきます。

遺品整理をどう進めたら良いかわからずお悩みなら、24時間いつでもご連絡くださいませ。”進め方だけでも知りたい”場合も大歓迎です。


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