こんにちは!遺品整理専門エピローグシオンスタッフです。
さて、本日は若者世代におけるセルフネグレクトについてお話しします。
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ここのブログを読まれていらっしゃる方は、
セルフネグレクトとはなんであるかの知識をお持ちだと思いますが、
念のため、セルフネグレクトとはなんであるかを再度紹介したいと思います。
── セルフネグレクトとは、自己放任ともいい、
在宅で「高齢者が、通常一人の人として生活において当然行うべき行為を行わない、
あるいは行う能力がないことから、自己の心身の安全や健康が脅かされる状態に陥ること
(津村智恵子「セルフネグレクト防止活動に求める法的根拠と制度的支援」
〈高齢者虐待防止研究、2009〉)
と厚生労働省のHPにて紹介されています。
ここでは、高齢者がという主語にて紹介されていますが、
セルフネグレクトは高齢者だけでなく、
若者の間でも増えてきている問題なのです。
若者がセルフネグレクトに陥ってしまう理由は様々あります。
- ・一人暮らしを始めてやる気が起きない
- ・SNSに没頭するあまり、現実世界の事柄に注意を払えなくなってしまう
- ・社会人としての期間が短く、過度なストレスを抱えてしまう
- ・コロナ禍により、今まで当たり前にできていた生活が無くなったことのストレスを抱えてしまう
若者がセルフネグレクトに陥ってしまうと、
- ・ゴミ屋敷状態になっていまい、その匂いから近隣トラブルにつながる
- ・健康状態の悪化
などなど、もちろんながら問題が多数生まれてしまいます。
もし、ご子息、または、ご友人が、
もしかしたらセルフネグレクトに陥ってしまっているかもしれないと感じた方は、
まず、本人にセルフネグレクトになってしまっていることに気づかせてあげてください。
そこから、本人の悩みや苦痛から解放・改善できるよう
相談にのってあげることができればと思います。
もし、個人ではどうにもできないような問題を抱えているようでしたら、
それぞれ専門業者に依頼することも確かな手だと思います。
精神的な問題であれば、精神科医に相談し、
家の状態がゴミ屋敷状態であれば、清掃業者に依頼することをお勧めします。
セルフネグレクトは繰り返しやすいため、再発防止のためにも、
家族間、友人間でのコミュニケーションが大事になってきます。
コミュニケーションを円滑にするためにも、
どうにかコロナには落ち着いてほしいものですね。






