広島 遺品整理エピローグシオン スタッフです。
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さて、ゴミ屋敷で暮らし続けるとどんな危険があるかを解説していきたいと思います。
◇火災の危険性
たこ足配線やコンセント周りにほこりが溜まりトラッキング現象で発火する恐れや、コードを束ねて使っている、同じ延長コードを長期間使用している、電源の他にもタバコや線香、ストーブなどの使用…などなど火種になるものはたくさんあります。
ゴミ屋敷の場合、部屋いっぱいにゴミがあるわけですから燃えるものがたくさんあるわけですよね?
小さな火種から、一気に燃え広がってしまう危険性があります。
ゴミ屋敷に関係ありませんが、火災の危険性もありますので延長コードや電源タップは定期的に点検、清掃しましょう。
今月は皆さん大掃除をするかと思いますので、いい機会です。
おうちで使っている電源タップ、延長コードの調子も合わせて確認してみてください。
◇ゴミに様々な害虫が集まる
衣類やペットボトルなどのゴミの他にも、食べかけの弁当箱、腐った食べ物なども積み重なっているかと思います。
そこに、ゴキブリやハエ、ネズミなどの害虫が集まってきます。
そして虫なら卵を産み付け、大量発生。
大量発生した害虫はゴミ屋敷だけでなく近隣の住宅へも侵入し、被害を拡大させていきます。
また、長年掃除をせずに住み続けた部屋にはホコリが溜まり、その中にはダニがびっしりと繁殖しています。
害虫は様々な細菌や恐ろしいウィルスを媒介するため、病気になる可能性が高くなります。
- ・ハエ…大腸菌、赤痢菌、O-157など
- ・ダニ…日本紅斑熱、ダニ媒介性脳炎、気管支喘息やアトピー性皮膚炎など他のアレルギー疾患の主な原因となります。
- ・ゴキブリ…サルモネラ菌、赤痢菌、チフス菌、ゴキブリのフンや死骸が呼吸の際に体内に取り込まれて、喘息やアレルギーの原因となるそうです。
- ・ネズミ…ネズミのフンは、サルモネラ菌や、レプトスピラ菌、ハンタウイルスなどを媒介します。特にハンタウイルスによっておこるハンタウイルス肺症候群は治療法が確立されていない危険な病気だそうです。
というように害虫(獣)がもたらすものは危険なものばかりです。
◇体調が悪くなる
ゴミ屋敷には、ハウスダスト、ホコリ、カビがたくさん潜んでいます。
その空気を長年吸い続けることで、深刻なアレルギー症状を引き起こしてしまいます。
皮膚の赤みや腫れ、じんましん、かゆみ、目の充血や目のかゆみ、くしゃみ、鼻づまり、咳など様々な症状があります。
それだけではなく、呼吸困難などの症状を引き起こすこともあります。
などなど…調べてみると危険なことがたくさんありますね!
ゴミ屋敷にしている方は自身が危険な場所にいると気付ける人もいれば、気付けない、気づいているけどどうにもできないと思われている方がいらっしゃるかと思います。
もし、そのような方が周りにいらっしゃるのであればぜひ手を差し伸べてあげてほしいなと思います。
言葉にするのは簡単ですが、とても勇気のいることですよね。
このご時世です。
直接言うことで危害を加えられる可能性も失礼ながらあり得ない話ではないですので、慎重にまずは、警察や行政に相談する、近所の方たちと相談してみるのもいいかもしれません。
放っておくのはゴミ屋敷の住人の方、近隣に住む方にとっていいことはありませんからね。
当社はゴミ屋敷のゴミの回収、搬出、処分、お部屋の清掃、脱臭、除菌等原状回復作業も行っております。
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