こんにちは!遺品整理専門エピローグシオンのスタッフです。
さて、本日はゴミ屋敷に住むネズミの危険性についてお話ししたいと思います。
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ネズミという存在は人の周りに住む有害動物の代表ともいえます。
ネズミはゴミ屋敷だけでなく、一般家庭においても住み着いてしまうことがありますよね。
実際に私が住んでいる家も少し前にネズミが出てきて、害獣駆除を依頼しました。
一般的な家であれば、ネズミが出現してもすぐに対処することができます。
しかし、ゴミ屋敷の状態であれば、すぐに駆除するための対処をすることは難しいと思われます。
それに加え、ゴミ屋敷ではネズミの餌となる食べ物が多くあるため、よりネズミが繁殖しやすくなってしまいます。
今回はこのようなゴミ屋敷の状態でネズミが住み着いてしまった場合の危険性や対処法についてご紹介していきたいと思います。
ネズミがもたらす危険とは
ネズミはその見た目こそ小さくてかわいらしさすら感じることもできるかもしれませんが、とても危険性の高い害獣であることには変わりません。
まずは、ゴミ屋敷に潜むネズミの危険性についてご紹介していきたいと思います。
1.細菌による健康被害
ネズミと一緒によく比較される対象として、ゴキブリがあげられますよね。
ゴキブリとネズミではどちらがより危険であるかご存じですか?
実はネズミの方がゴキブリより圧倒的に危険なのです。
なぜなら、ネズミは体に細菌を持っており、その細菌による感染症が起きやすいからです。
ネズミが媒介する病気については以下のものがあげられます。
- レプトスピラ症
- ハンタウイルス肺症候群
- 腎症候性出血熱
- サルモネラ菌
- E型肝炎
- ペスト
- 皮膚炎
感染する恐れのある病気はこれらだけではありません。
数多くの感染症にかかってしまう恐れがあるのです。
しかも、その中には致死率の高い病気も含まれています。
レプトスピラ症は重症化すると死亡してしまう恐れのある非常に恐ろしい病気です。
ペストは、現代でこそ抗生物質の投与で治療ができる病気ですが、昔は治療法が存在せず、ヨーロッパの人口3分の1が死亡してしまったとても危険な病気なのです。
2.悪臭の発生
ネズミの尿には刺激臭の強いアンモニアが含まれています。
ネズミがゴミに尿をかけてしまうと、ゴミの悪臭に加え、尿の刺激臭が加わり、更なる悪臭発生してしまいます。
その臭いは強烈で、家具や壁などに染み付いてしまうとなかなか取れなくなってしまいます。
また、ネズミがゴミ屋敷の中で埋もれた状態のまま死んでしまい、そのまま放置していると、その腐敗によりさらに悪臭がひどくなります。
近隣住民にも迷惑をかけてしまう恐れがあるのです。
3.火災の発生
さらに恐ろしいことに、ネズミはその習性から火災をも引き起こしてしまう可能性があるのです。
そのネズミの習性とは、鋭い前歯でなんでもかじってしまうことです。
家には電化製品のコードや充電器など様々な配線が巡っていると思います。
ネズミがそのコードをかじってしまうと、漏電やショートが起きやすく、火災にまで発展してしまうケースがあるのです。
ネズミが出ないようにする対処法
最後に、ゴミ屋敷状態でネズミが繁殖してしまった際の対処法についてご説明したいと思います。
1.ゴミを処分する
先ほども記述したように、生ごみ等をそのまま放置しているとその生ごみ自体がネズミの餌となってしまいます。それ以外にも、生ごみに引き寄せられた虫を餌として繁殖してしまうことにもなりますので、ゴミ屋敷はネズミにとってとても住み心地の良い場所となるのです。
ネズミを駆除するためには、ゴミの片付けが必須になります。
自力で片付けることが困難であると感じた場合は専門業者に依頼をしてみるのも良いでしょう。
短期間で片付き、消臭・除菌のサービスを受けれる場合もあります。
2.ネズミを駆除する
ゴミの処分と清掃が終了しましたら、ネズミの駆除をしましょう。
ネズミ駆除は数ヶ月間続けて行うのが一般的とされています。
一時的にいなくなったと感じても、ネズミは必ず同じ場所に戻ってくる習性があります。
ネズミの駆除には自力でする方法と業者に依頼する方法の2種類が選択できますが、専門性の高さや駆除の難しさから、業者に依頼をする方法をお勧めします。
どうしても自力で対処したいとお考えの方は以下の方法をお試しください。
- ネズミの通り道・侵入口を塞ぐ
- 粘着シートなど罠を仕掛ける
- 忌避剤・毒餌などを設置する
ネズミの侵入口は天井であったり、床下であるケースもあるため、個人がそれらの位置を正確に見極め、塞ぐことはとても難しいでしょう。
しかし、ネズミの侵入口を塞がない限りネズミをすべて駆除することは難しいとされていますので、やはり専門の業者に任せるべきといえます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ネズミの危険性や駆除の方法についてご理解いただけましたでしょうか?
ネズミは細菌を持っているため、直接触れることもとても危険です。
ネズミの死骸や粘着シートでとらえたネズミは直接手が触れないよう処分しましょう。
現在、ご自宅の片づけをしたいとお考えの方は、ぜひ当社エピローグシオンまでお気軽にご相談くださいませ。
数多くの経験から、プライバシーにも配慮しつつも迅速に対応させていただきます。






