こんにちは。遺品整理専門エピローグシオンのスタッフです!
さて、本日は生前整理の難しさについてお話したいと思います。
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当社のブログを閲覧していただいたことのある方は、生前整理がどんなものであるかのご理解はしていただけていると思います。
念のため、改めて生前整理とは何であるかについてご説明いたします。
生前整理とは、自分の体が動けなくなる前に身の回りの身辺整理をすることです。
もしものことがあった後家族の負担を最小限にすることができます。
そんな生前整理ですが、本人のみで行う場合もあれば、ご子息・ご息女と一緒に行う場合もあります。
ご実家の物が多いのではないかと感じた方が、ご両親にむけて生前整理を勧めるケースも多いのです。
今回は、そんな親子で一緒に行う生前整理について、その難しさやコツについてご紹介していきたいと思います。
実家の片付けはかなり難しい?
まず初めに、ご実家の生前整理が「難しい」と言われている理由について解説していきたいと思います。
ご子息やご息女がご両親に生前整理をしてほしいと思うときは、
「実家の物が多すぎてごちゃごちゃしてるな~」
「片付けができていないんじゃないのかな」
と感じられた場合が多いでしょう。
実際にご両親がお年を召されると、体が思うように動かず、つい物が溢れかえってしまっていたり、保管すべき物と処分すべき物の判断がうまくできなくなってしまっている方もいらっしゃいます。
もしも、物が床に多く置かれているご実家であれば、ご両親の足腰が弱くなってしまった頃、転倒のリスクが増大してしまいます。
その点に関して、ご心配される方が多いのではないでしょうか?
もちろん、ケガの心配がされるような状況であれば、片付けをする必要があります。
しかし、実際にご両親に「片付けよう!」とお声がけをされても、なかなか片付けてもらえないことが多いのです。
その理由には、身体的な負担が大きいということもありますが、
何より、「物を捨てたくない」「捨てるのがもったいない」とご両親がお考えになっているという理由が大きいです。
そうお考えになるのは、戦後に物が不足した時代に育った世代のご両親は、物を大切にする思いが強くなりがちだからです。
そのことを思えば、なかなか物を捨てたがらないご両親にも納得ができるのではないでしょうか。
ご実家の生前整理を行おうとしても、ご両親が「捨てたくない」とおっしゃるケースが多く、なかなかスムーズに進まない、結果あまり物が減らないという状態になりやすいのです。
このことから、ご実家の生前整理は「難しい」と言われているのです。
ご実家の生前整理を行うコツについて
ここまでで、実家の生前整理が難しいと言われる理由について解説してまいりました。
ご両親との意見がかみ合わず、生前整理がなかなか進まないことは確かによくあるケースです。
しかし、難しいからとすべてあきらめてしまっては、今後ご両親が寝たきりになってしまうことがあれば、そこから整理を始めることがさらに難しくなってしまいます。
最後に、生前整理を諦めないためにも、実家の生前整理を行う際のコツについてご紹介したいと思います。
1.ルールを決める
捨てるものや保管しておくものについてご両親と細かなルールを取り決めると良いでしょう。例えば、食品を多数保管してしまっている場合は、賞味期限が切れているもの、もうすぐ切れてしまう物は処分する、といったルールや、10年以上使ったことのない物に関しては捨てる、といったルールです。
生活品のほとんどをいきなり処分してしまうことは、なかなか難しいと思いますので、一気にすべてを整理しようとするのではなく、ある程度の妥協も必要です。
2.しっかりと話し合う
先ほどのルールを取り決めるためにも、ご両親との話し合いは必要不可欠です。
実際に生前整理を始めると、ルールを取り決めたにも拘わらず、「やっぱり捨てたくない」とおっしゃることもあることでしょう。
そこで、「もう捨てると決めたから!」と無理矢理処分してしまうと喧嘩に発展してしまいやすくなります。
今一度、なぜその物が不必要であるのかをしっかり説得することが大切です。
粘り強く説明を続けていれば、きっとご両親も理解してくださることでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
生前整理の難しさや、ご両親とスムーズに生前整理を行う方法についてご理解いただけたでしょうか?
現在、生前整理についてお困りの方は、お気軽に当社エピローグシオンまでご相談くださいませ。これまで数多くの生前整理のお手伝いをさせていただいた経験を活かし、親身になってお話をお伺いいたします。






