こんにちは。遺品整理専門エピローグシオンのスタッフです!
さて、生前整理とミニマリストの関係についてお話したいと思います。
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皆様はミニマリストという存在をご存じですか?
何となく聞き覚えのある単語だなと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ミニマリストとは、不要な物を持たず、自分にとって必要最低限の物だけで生活する人を指します。
断捨離とは違い、自分にとって何が本当に必要なのかを見極めつつ、自分自身と向き合う時間を持つことが大切であるという考え方のもと、身の回りの物を整理するのです。
一方、生前整理とは、自分自身が元気なうちにあらかじめ自分で処分するものや残すものを決めて整理し、生活を送ることを指します。
これは、なんだか生前整理の考え方に近しいものを感じますね。
今回は、そんな生前整理とミニマリストの関係について解説していきたいと思います。
ミニマリストと生前整理の関係性
ミニマリストと生前整理には一体どのような関係があるのでしょうか?
ミニマリストは、もともとアメリカの富裕層が始めたことをきっかけに新たなライフスタイルとして世界中で流行しました。
物に埋もれてしまった生活より、できる限り最小限に身の回りの物を減らすことで、より物を大切にすることができるということで、広く共感される生活スタイルともなったのです。
そんなミニマリストと生前整理は、目的は違いますが、どちらも身の回りの物を最小限に抑えるという点では共通しています。
それぞれの目的は場合によっては一致している点もあると思いますが、生前整理は自身の死後、家族の負担を減らすという大きな目的が存在しているので、目的は違うのではないかと思われます。
しかし、ミニマリストの生活スタイルは生前整理に大いに活躍できる考え方になるのではないでしょうか。
ミニマリストの考え方
それでは、ミニマリストの考え方を細かくご紹介していきたいと思います。
先ほど記述したように、ミニマリストの大前提としては、必要なものを最小限に、というものがありますが、それ以外の生活における考え方についてなにか生前整理に生かせるものはあるのでしょうか。
ミニマリストが物を最小限に抑えるための生活の工夫としては、以下のものがあげられます。
・物への執着をなくす
思い出や希少性などの理由から物を手放せなくなっていると本当に必要かどうかの判断ができなくなってしまいます。これが最も難しいことではあると思いますが、物への執着をなくさない限り、ミニマリストを実現させることは難しいでしょう。
・物の住所を決める
ものを置く場所をあらかじめ決めておけば、「必要な物がどこに行ったかわからない」「部屋が散らかってしまう」という状況を防ぐことができます。そうすることで、なくしたものを再度買うということにもなりますので、より物を長持ちさせることにもつながりますね。
・一つ買ったら一つ捨てるの意識を持つ
何かを購入すると、それを置くスペースが必要になります。そのため、消耗品以外の物を買い続けていると、最終的には部屋のスペースが亡くなってしまうのです。それを防ぐために、何か一つ購入したら、最も不要だと感じる物を一つ捨てる習慣が大切になるのです。
・レンタルサービスを利用する
必要になることがあっても、滅多に使用する機会が訪れないものに関しては、レンタルサービスを利用することで物を増やすことを防ぐことができます。
・ストックはしない
洗剤やティッシュペーパー等、いつか必ず使うからと日用品をたくさんストックしていると、結果的に物が増えていってしまいます。買い溜めておくと安心かもしれませんが、近所で購入できるものに関しては、買い溜めをしないようにした方が良いです。
ミニマリストになるメリット
先ほどご紹介したミニマリストの考え方は、生前整理においても最適な考え方と言えるでしょう。
では、ミニマリストになるメリットにはどのようなものがるでしょうか。
ここからはミニマリストになることによるメリットについてご紹介していきたいと思います。
・掃除がしやすくなる
家具や細かな置物が少なくなることで、掃除がしやすくなることでしょう。
掃除がしやすくなることで、大きなものを動かしたりする必要もなくなり、体力的な負担も減らすことができるでしょう。物が多くあったころはなかなか掃除が億劫であったとしても、物が少なくなることで掃除の回数も増え、より部屋を綺麗に保つことができるでしょう。
・ストレスの軽減
部屋全体がすっきりすると、心にも余裕ができるものです。物が多くある部屋では探し物をする際に手間取り、イライラしてしまうこともあるかもしれませんが、その心配もなくなることでしょう。
・浪費が減る
ミニマリストはそもそも物を頻繁に購入することが減りますので、無駄な浪費が減り、お金の節約にもつながります。
・家族や友人を招きやすくなる
部屋がすっきりとして、物が少なく広々とした空間へと変わると、家族や友人に見せても恥ずかしくないため、より人を招きやすくなることでしょう。
他の人との交流も増えれば、より心を豊かに生活を送ることができるかもしれません。
・生前整理を行う必要がなくなる
人生の終わりが近づくころ、多くの人が生前整理を意識し始めると思います。
しかしそもそもミニマリストなのであれば、家には必要最低限の物しかないため、あらためて生前整理を行う必要はないでしょう。
エンディングノートの記述や相続の問題など、やっておくべき終活はあると思いますが、身辺整理をする必要がないだけでも、大きな負担軽減となるのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ミニマリストになるのは簡単なことではないと思いますが、
意識を一変させることで人生の新たなスタートを踏み出すきっかけにもなるかもしれません。
ご興味のある方は、一度身の回りの整理をしてみるのもいいですね。
現在、生前整理や遺品整理などでお困りの方は、お気軽に当社エピローグシオンまでご相談くださいませ。
これまで数多くの生前整理・遺品整理のお手伝いをさせていただいた経験を活かし、親身になってお話をお伺いいたします。






