こんにちは。遺品整理専門エピローグシオンのスタッフです。
最近では以前よりさらに増して作業依頼もグッと増えてきている、年々増加するゴミ屋敷問題についてお話しさせて頂きます。
自宅などにごみが積まれ悪臭や害虫の発生原因となる、いわゆる「ゴミ屋敷」について、環境省は現状を把握するための全国調査を行い、過去5年間で全国で5200件余りに上ることが分かったそうです。自分の今までの現場経験から予測させていただくと実際には見えていない部分で数字はその何倍にもなるんでないかと認識しております。
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そもそも「ゴミ屋敷」とは?
ネットなどでも検索してみると【ゴミ屋敷は、不要物が家屋の外にも貯めこまれ、周囲からもゴミが堆積していることが分かる状態の家、部屋】と出てきます。
まさにその通りなのですが、じゃあ何故ゴミ屋敷にしてしまうのか?、なってしまうのでしょうか?
色々な原因は考えられるのですが、大きい理由として次の事が挙げられます。
- ○高齢化社会によるもの
高齢者の体力や認知力の衰えによるものです。 体力や認知力が衰えれば、これまでできていたゴミ捨てもままならなくなり、自宅にはどんどんゴミが溜まってしまう。 もう一つは自宅をゴミ屋敷にしてしまう高齢者に多い原因が、「セルフネグレクト」自己放任によるものです。
「セルフネグレクト」に関しては高齢者に限ったことではありません、若い世代でも「セルフネグレクト」は増えています。ネット社会になり生活用品などの買い物もアマゾンなど便利なネット通販ツールで人と会わなくても買い物をする事ができる時代になり、ある意味では孤立した生活をできるようになってしまいました。例えば変則的な勤務で夜勤などをして夜遅くに帰ってから、疲れてしまっているのでゴミの始末や自分の身の回りのことが億劫になってしまう生活をしてしまい、必要な物はネットで買い物をして、商品の段ボールや食べた後の袋などをそのままにしてそれを繰り返す、必然的に物が増えてゴミ屋敷になります。 - ◯深夜のお仕事の方
- ◯現場関係
- ◯勤務時間が不規則の方(昼・夜がバラバラ)
そして意外にも「ゴミ屋敷」にしてしまう人は専門職の方も多いんです。
- ◯看護師
- ◯医師
- ◯介護
- ◯職員
- ◯教師
実際に作業依頼を受けた業種の方です、意外に思われるかもしれませんが専門的な業種の方が多くおられるのが原状です。仕事で精神的に負荷(ストレス)がかかっている為、心身ともに疲れ切って帰宅すると家事をすることもできなくなっているようです!
・ゴミ屋敷になりやすい人の特徴として買い物が好きな人や、収集癖のある人が挙げられます。 物が増えることに喜びを感じているので、どんなに物が溢れかえっていても平気でいられるようです。
・ゴミを放置した状態のゴミ屋敷で生活していると、衛生環境が非常に悪化するため、雑菌や虫が繁殖し、身体に悪影響を及ぼします。 身体にカビが生えるなどの、衛生が保たれた通常の生活環境では起きにくい病気の原因になり、最悪の場合、命に関わる危険性もあります。
【◎ゴミ屋敷にしないためにはどうすればよいのか、現場経験も踏まえて提案をさせていただきます。】
- ◯ゴミを溜めないで毎回出す
※自分の大切な部屋はゴミ置き場ではないことを認識する - ◯生活サイクルを止めない(キッチン、トイレ、風呂をキレイにしておく)
- ◯部屋のカーテンを毎日開け換気をする
- ◯コンビニで弁当ばかり買わないで、自分で食事を作る
- ◯通販ばかり使わないで自分の足で探す
- ◯人とのコミュニケーションを取る
以上の事が普段からできればゴミ屋敷にはならないと思いますが、自分の部屋が散らかっているなと少しでも感じたら、今一度考えてみて下さい。
近日中に広島県にてゴミ屋敷の作業依頼があり、ご依頼者様が早く快適な生活ができるよう誠心誠意サポートさせて頂きますのでよろしくお願いします。






