遺品整理で処分に困る液体洗剤の処分方法とは!
2024/04/30
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さて、本日は液体洗剤の処分方法についてお話したいと思います。
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皆さんが普段の生活で必要不可欠となる液体洗剤ですが、皆様はその処分方法をご存じでしたか?
普段は洗剤を使い切ってから処分するため、プラスチックごみまたは可燃ごみとして処分されると思います。
しかし、中身が残ったままの洗剤はどのように処分をしたらよいのでしょうか?
「洗剤の中身が残ったまま処分することってあるの?」
と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
遺品整理の際、収納棚の奥から大量の液体洗剤が出てきた、ということが意外とあるのです。
お中元などでも頂き物としてもらいやすい洗剤ですが、存在を忘れ、長年放置してしまいものでもあります。発見した時には古くて使えない洗剤となってしまっており、の処分方法に困ってしまう、というケースがあります。
今回はそんな処分に困りやすい液体洗剤の処分方法にて解説していきたいと思います。
目次
液体洗剤の処分方法
食器用洗剤や掃除用洗剤、または柔軟剤などの液体洗剤の中身が残ってしまっている場合は、どのようにして処分をしたら良いのでしょうか。
ここでは2通りの処分方法をご紹介いたします。
1.漏れないようビニールに入れて可燃ごみへ
もっとも理想的な処分方法は、いらなくなった雑巾やタオル、丸めた新聞紙に洗剤を染み込ませ、ビニール袋の中に入れて処分する方法です。
手順としては、先にビニール袋の中にタオルや新聞紙などをあらかじめ入れておいて、不要な洗剤の中身をその中に入れます。ビニールの上から揉みこむなどして、洗剤をさらに染み込ませます。
しっかり染み込み、ビニール袋の下に余分な液体が漏れていないことを確認できれば、そのまま液体が漏れないようにしっかりと縛り、可燃ごみとして処分しましょう。
空のボトルや袋などは水洗いなどで洗剤を落とし、十分に乾かしてからプラスチックごみ、または可燃ごみとして処分をしましょう。
2.しっかりと薄めて排水溝へ流す
液体洗剤は普段使用する際も最終的には排水溝へ流れていくため、排水溝へと流しても問題はありません。しかし、そのまま液体洗剤を排水溝へ流してしまうとつまりなどの原因にもなりかねないため、必ずしっかりと水で薄めて捨てる必要があります。
この方法では大量の水を必要としてしまうため、処分するべき洗剤の量が多い場合はあまりオススメできません。水道代ももちろん比例して高くなってしまうことでしょう。
液体洗剤を処分する時の注意点
ここからは液体洗剤を処分する際の注意点をご紹介していきたいと思います。
1.異なる洗剤を混ぜて処分しない
面倒に感じてしまうかもしれませんが、違う種類の洗剤を捨てる場合は、それぞれ別のビニール袋に洗剤を染み込ませたタオルや新聞紙を入れて捨てるようにしましょう。
なぜなら、混ぜてしまうと危険なガスを発生させてしまう洗剤があるからです。
特に、容器に「混ぜるな危険」と記されている洗剤は、異なる性質の洗剤が混ざってしまうと危険です。
排水溝へ流す際も同様に、種類の違う洗剤を同時に排水溝へ流したり、混ぜ合わせてから水で薄めることはしないように気を付けましょう。
2.酸性・アルカリ性の強い洗剤に注意
液体洗剤と一口に言っても、その種類は様々で、「酸性」、「中性」、「アルカリ性」のものがあげられます。
「酸性」の洗剤はアルカリ性の汚れ落としやニオイ消しに向いています。
「中性」の洗剤は台所用の洗剤や洗濯物の液体洗剤などに使用され、手肌や素材に優しく、強力ではないものの幅広い汚れに効果があります。
「アルカリ性」の洗剤は酸性である油汚れなどに向いています。
これらのうち、「中性」の洗剤は比較的安全ですが、「酸性」「アルカリ性」の洗剤は直接手で触れてしまうと荒れてしまったり、目に刺激があるものも存在します。また、それらの洗剤から発生する有毒ガスを吸い込み続けると中毒症状を引き起こし、最悪死に至ってしまうこともあります。
そのため、「酸性」または「アルカリ性」の液体洗剤を処分する際は、手袋やゴーグル、マスクを着用し、十分な換気を行いながら処分をするように心がけましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
液体洗剤の処分方法と、液体洗剤の危険性、対処法についてご理解いただけたでしょうか。
遺品整理で処分をされる際は、十分に洗剤の性質に気を付けて作業をされてくださいね。
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