孤独死してしまったご遺体はどのように変わっていくのか
2024/08/27
こんにちは。遺品整理専門エピローグシオンのスタッフです。
もうすぐ9月に入りますね。
そろそろ涼しくなっていってほしいものですが、猛暑日が続きますね。
今年の夏は例年より猛暑日が多く、広島の中区で観測された猛暑日はなんと29日でした。この記録は6年ぶりに最多記録を更新したようです。
この暑さはお米にも影響を与えたようで、全国的にコメの価格高騰が続いているのだとか。
価格高騰を恐れてか、消費者の間でお米の買いだめが広がり、お米不足となってしまっているのです。
日本人ですから、主食としてお米はできるだけ食べたいですよね。
できるだけ早い「米騒動」の終息を願うばかりです。
さて、本日は孤独死してしまったご遺体の変貌についてお話したいと思います。
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ご家族のどなたかが孤独死という悲しい結末を迎えてしまった場合、必ず特殊清掃を行う必要があります。
ご家族に不幸があったというだけでも精神的なダメージは計り知れませんが、孤独死ともなると、ご遺体が見るに堪えかねないまで腐敗してしまうため、より悲しい現実を受け入れなくてはいけません。
そんな悲しい事故になってしまうのはなぜなのでしょうか。
孤独死をしてしまうと、なぜ人の体は腐敗が進むのでしょうか。
どうして孤独死をしてしまうと特殊清掃が必要になるのでしょうか。
今回はそんな疑問に答えるべく、人の体が腐敗してしまう過程とその理由についてご紹介していきたいと思います。
目次
孤独死されたご遺体の変化
まず、人が死後に起きる状態の変化を時系列順にご紹介してまいりたいと思います。
1.死斑が出る
人は死亡してしまうと、心臓が動かなくなりますよね。心臓が動かなくなってしまうと、必然的に血液の流れも滞ってしまいます。そうすると血液は重力に従い、体の中の地面に近い方向へ溜まっていきます。その血だまりは皮膚から透けて見えるため、「死斑」と呼ばれるのです。
死斑が出る反対側の皮膚、つまり地面から離れた皮膚は血液の喪失に伴い青白くなるのです。
2.体温が低下する
ご遺体は亡くなって直後から徐々に体温が低下していきます。
通常、部屋の温度まで1時間に約0.5℃~1℃下がると言われています。
3.死後硬直が始まる
死亡から約2時間ほど経過すると、「死後硬直」が始まります。
筋肉が収縮し、関節が動かなくなってしまうのです。初め顎関節から硬直し、死後硬直開始時刻から約8時間後には手足の先まで硬直してしまいます。
しかし、硬直が最強になるのは死後20時間くらいまでで、死後硬直が30時間くらいまで継続した後は徐々に解け、通常、3~4日で完全に緩解すると言われています。
4.次第に腐敗する
死後硬直のピークを終え、緩解すると次に腐敗が始まります。
人間の体内にバクテリアなどの細菌が存在しているのですが、
本来生きている間であれば、免疫機能などによって体が守られているので体が腐敗してしまうことはありません。
しかし、死亡してしまうと免疫機能も停止してしまうので、バクテリアなどの細菌が繁殖し、腐敗が進んでしまうのです。
最初に胃や腸などの内臓から腐敗し始め、いずれ全身に及びます。
5.ガスが発生する
腐敗が進む過程で体内にガスが発生し、そのガスの成分によってガスが溜まった腹部が淡い青色に変色します。
また、溜まったガスによって、徐々に体全体が非常に大きく膨れ上がり、個人の識別が難しくなってしまうのです。
さらに時間が経過すると、ガスが体外に漏れ出るようになり、それとともに体液も全身の穴から流れ出るようになります。
そうなってくると、全身は暗い褐色に変色し、さらに時間が経つと徐々に黒へと変色してしまいます。
孤独死で部屋全体が汚染される理由
ここからは、孤独死の経過を経た結果、部屋の特殊清掃が必要になる理由について解説していきたいと思います。
孤独死してしまったお部屋やお家の特殊清掃が必要になると言われる主な原因が細菌と悪臭によるものです。
先ほどご紹介した死後に起こる変化の過程のうち、4番と5番に記載した内容が主な原因となりますね。
反対に、腐敗が始まっていなければ必ずしも特殊清掃が必要であるというわけではないのです。
しかし、腐敗が始まるまでの時間は死後およそ48時間後です。
死後48時間以内に発見されればよいですが、死後2日以上たってから発見されてしまうと、すでに腐敗が進んでいる場合がほとんどなのです。
4番、5番でご紹介した内容で主な変化は、ガスと体液ですよね。
この二つが部屋全体を汚染する要因となるのです。
ガスにも体液にも、「死臭」と呼ばれる強い腐敗臭がします。
その臭いはこれまで嗅いだことのない刺激臭で、専門のマスクをせずに部屋に入ることすら難しくなってしまいます。
そしてその臭いはハエを呼び寄せ、ご遺体に寄生し繁殖を招きます。
大量に繁殖してしまったハエは、ご遺体の体液を体に付着させながら部屋全体を飛び回るので、部屋全体に細菌が付着してしまい、部屋全体が汚染されます。
臭いと害虫によって、近隣住民に影響が及び、孤独死の現場が発見されるということも珍しくありません。
近隣住民にまでも影響を及ぼすため、孤独死を発見してしまったらできるだけ早く特殊清掃が必要となるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
人が孤独死をしてしまったら、どのように体が変化するのか、
孤独死現場には特殊清掃が必要である理由について、それぞれご理解いただくことはできましたでしょうか。
特殊清掃は現状の悲惨さから、できるだけ早く対処しようとするあまり、業者選びに失敗してしまいやすいです。
業者選びに失敗してしまうと「死臭」が取り切れないという結果を招きかねません。
そうなってしまわないためにも、業者選びには慎重にされることをお勧めします。
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