ゴミ屋敷の家には大量のションペットが埋まっている・・?
2025/01/13
こんにちは!遺品整理専門エピローグシオンのスタッフです。
お正月も過ぎ、すっかり普段の生活が戻ってきましたね。
皆様昨年はどんな一年でしたか?
私は、とても安定して楽しい一年を過ごすことができたのではないかと実感しています。
しかし、変化に欠ける日々であったためか、一年があっという間のように感じました。
今年こそは自分を変えていくためにも、スキルアップに力を入れていきたいと思います。
皆様は今年、どんな一年を過ごしていきたいですか?
さて、本日はゴミ屋敷で発見される「ションペット」についてお話ししたいと思います。
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皆様、「ションペット・・・?」と聞いたことのない名称に疑問符を浮かべていらっしゃることでしょう。
ションペットというのは、清掃業界の造語で「おしっこが入ったペットボトル」を指します。
他にも「尿ペットボトル」とも呼ばれたりもするようです。
きっと皆さまびっくりされていることだと思います。
実は、ゴミ屋敷に住まわれている方の中には、おしっこをトイレではなくペットボトルの中にしている方も多くいらっしゃるのです。
私も数多くゴミ屋敷清掃をさせて頂きましたが、体感でいうとゴミ屋敷清掃の3~4割くらいの確率で「ションペット」を発見します。
今回はそんな「ションペット」にまつわる体験談とおしっこをペットボトルにしてしまう理由についてご紹介していきたいと思います。
目次
ゴミ屋敷の一例
まず、私がはじめて「ションペット」の処理をした体験談についてご紹介していきたいと思います。
ションペットは基本、ゴミ屋敷と呼ばれるお部屋からのみ発見されます。
私がその日清掃作業をしていたお部屋も、天井に届くほどの山積みのゴミがありました。
よく拝見する光景ではあるものの、今回も「すごい」と感じざるをえないほどでした。
山のすべてがゴミなのかというとそうではありません。
もちろん中には趣味で集められたものや衣服など、一口にゴミとは言えないものもありました。
しかし、天井に届くほどの山を作られる方は、そういったものよりゴミが多いのです。
ゴミとは、プラスチックの弁当殻やお菓子のビニール袋、ペットボトルに瓶、缶などです。
一目でゴミとわかりますよね。
それらはすべて空とは限りません。食べかけや飲みかけなどももちろんあります。
そして、「ションペット」も………。
いつものように分別しながら作業をしていたため、はじめはただの飲み残しだと思っていました。
しかし、ペットボトルの回りに貼ってあるビニールをよく見ると、水が入っているはずのペットボトルの中身が茶色いのです。
「水も腐るんだなあ」と思っているとほかのスタッフから
「それ、おしっこなんじゃないの?」といわれやっと気が付きました。
そして作業を進めると、ションペットがどんどん見つかるのです。
合計300本は優に超えていたと思います。
ションペットをそのまま処分することができれば何よりなのですが、
残念ながらションペットをそのまま廃棄することができません。
よって、すべて排水に流す必要があるのです。
ションペットは蓋を開けるまでは無害ですが、開けてしまうともちろん尿であるということがわかる匂いを放ちます。
即座に鼻呼吸から口呼吸にシフトチェンジし、どうにか臭いを感じないように最善の工夫をしました。
初めこそ衝撃的でしたが、流す作業は無心になるだけです。
作業後は跳ね返った尿で防護服が濡れていますが、防護服は作業終了後処分してしまうので問題はありません。
しかし、苦痛に感じる人はきっと苦痛なのだろうと思われる作業だと私は感じます。
なぜペットボトルに排尿するのか
最後に、ゴミ屋敷に住んでいる人がペットボトルに排尿してしまう理由についてご紹介していきたいと思います。
1.トイレが使えない状態だから
ゴミ屋敷に住む人がペットボトルに排尿する理由のほとんどがこれであると思われます。
トイレが詰まってしまったけれども、直し方がわからなかったり、水道業者が呼べなかったりしたためにトイレが使えないまま放置してしまっているのです。
他にも、トイレにまで物を入れ込んでしまっているせいで便座の蓋を開けることができないから、という理由の方も今までにいらっしゃいました。
トイレが使えなくなったとしても人間ですから必ず排尿しなくてはなりません。
初めのうちは近くのコンビニや公園のトイレに向かっていたかもしれませんが、だんだんとそれが面倒となり、最終的にはペットボトルへ、ということになるのです。
2.トイレに行くことが面倒だから
トイレが使用できる状態であるにも関わらず、ペットボトルに排尿される方もいらっしゃいます。
そういった方は、ベッドの上にもションペットが散乱しています。
つまり、ベッドの上から動くことができないのです。
これはセルフネグレクトとも関係しますが、それほどまでに家では何の気力も起きないのでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ションペットの存在やションペットを作り出してしまう理由についてご理解いただくことができましたでしょうか?
現在、ご自宅の片づけをしたいとお考えの方は、ぜひ当社エピローグシオンまでお気軽にご相談くださいませ。
ご依頼者様のお気持ちに寄り添い、丁寧な対応を心がけております。
ご依頼者様のプライバシーを守るための最善の努力をさせて頂きます。
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