遺品整理の作業事例/広島県安芸郡での遺品整理

二階建ての一軒家でしたので、最初に二階の整理から始めました。

 

お二階は、ご遺族様のお部屋だったのか、教科書や沢山の本が棚にずらりと並んでいました。

勉強熱心でいらっしゃったことが一目でわかります。

そんな本が並べられている中で、ボードゲームやゲームの攻略本など、昔はそれで遊んでいたであろう思い出の品がちらほらと発見されました。

それでも、基本すべて整理整頓されていて、故人様がいかに几帳面でいらっしゃったのかが伺えました。

 

 

ご遺族様も一緒に分別作業をされたいとのご要望がございましたので、

それぞれ発見されたご遺品を必要なものとそうでないものの分別をお願いいたしました。

作業の中で、

「わあ、これ懐かしいなあ」

「これ持って帰ってみんなで遊ぶ？」

といった会話をされており、なつかしさに思いを馳せていらっしゃったのではないかと思います。

 

お二階での分別作業が一通り終わった後は、一階での作業に取り掛かります。

 

一階は和室とキッチン、ダイニングが並んでおり、やはりどのお部屋も整理整頓されていらっしゃいました。

 

和室には故人様のご趣味であった茶器等があり、ご遺族様が茶道具を持ち帰るとのことでしたので、茶器が割れないよう梱包させて頂きました。

また、キッチンではご遺族様が持ち帰られる食器とそうでないものを分別してくださったので、持ち帰られるものは梱包のお手伝いをし、そうでないものに関しては処分させていただきました。

 

食器等の細かなご遺品の分別作業が完了しましたので、

空になった棚や机などの大きな家具を搬出していきます。

大きな家具家電の搬出作業は基本男性スタッフが行いますが、持てる範囲であれば、女性スタッフも作業を手伝います。

すべての家具なども搬出し終えると、いよいよ家の中は空っぽになってきます。

 

そして最後に掃き掃除と掃除機をかけて家の中は作業終了です。

 

 

家の外に搬出した処分するご遺品は、弊社が提携している一般廃棄物業者に収集に来てもらいます。

収集の際は、私たちスタッフも積荷を手伝います。

 

以上の作業工程を終えて、今回の遺品整理作業は無事終了です。

大きな一軒家ではございましたが、基本的に整理整頓されていらっしゃったので、思っていたよりスムーズに作業を進めることが叶いました。

 

 

ご依頼者様からは

「丁寧に分別してくださりありがとうございました。」

とのお言葉を頂戴いたしました。

 

ご依頼者様より感謝のお言葉を直接頂くこの瞬間こそ、何よりもうれしいものです。

感謝のお言葉を励みに今後も誠心誠意精進してまいりたいと思います。