こんにちは!
広島遺品整理エピローグシオンのスタッフです。
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さて、今回は数ある特殊清掃の実情をお話ししていこうかと思います。
突然ですが、皆さんはペットを飼っていらっしゃいますか?
甘えん坊のワンちゃんやツンデレなにゃんこちゃんとともに日々幸せな生活を送る方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
かくいう私も、チワワのワンちゃんを2匹飼っております。
どうにもかわいらしくて、つい構ってしまいます。
第三者から見ればただのペットでも、自身からすればかけがえのない家族同然の存在ですよね。
そんな家族同然に大切なペットたちに、もし、自分が食べられてしまったらどうでしょう。
突然なにを言い出すのかと思われたのではないでしょうか?
「そんなことはあり得ない」
そう感じたのではありませんか?
実はそんなことがあり得るのです。
過去にもそんなおぞましい事件が多々起きてしまっているのです。
その原因はまさに孤独死によるものです。
過去に起きた事件を紹介します。
時期を同じくして、9月末ごろ、42歳派遣OLの女性がマンションの一室にて亡くなられてしまい、妹からの連絡にて発見されたそうです。
発見当時はすでに腐敗が進み、遺体の一部が白骨化していました。
糞や尿臭のすさまじい部屋の中で、彼女の愛犬である大型犬はやせ衰えながらも彼女の隣にぴったりと寄り添っていました。
痛ましいことに、遺体の一部は愛犬によって食べられてしまっていたようです。
基本的には、飼い主が孤独死してしまった場合、ペットも餓死してしまう例が多いようですが、まれにこういった事件のようにペットが無くなってしまった飼い主に食いつくといった事があるようです。
皆さんはこのお話を読み、どう思われたでしょうか?
「飼い主を食べるなんておぞましい」
「自分を食べてでも生き延びて欲しい」
いろんな考えが浮かんだと思われます。
どちらにせよ、こういった事件が痛ましく、悲しい事件である事に変わりはありません。
このような事態に陥ってしまう前に、対策をするべきだと私は思います。
私たちも様々な理由で孤独死をされた方のお家を特殊清掃として清掃させて頂いておりますが、孤独死を防ぐ方法は、ずばり周りの人とのかかわりあいにあると感じます。
先ほど紹介させて頂いた女性も周りの人との関係性により、孤独死をしてしまわれたと言えます。
彼女自身が派遣OLで、かつ家族とも疎遠であったがために、数か月おきに異動となり、周りの人と深い関係になる事が出来ず、発見が遅れてしまいました。
現代社会では人と人とのかかわりあいに嫌気がさし、自ら一人の空間でいる事を好んでいる方が多くいらっしゃいます。
その結果、孤独死という社会問題は解決の目処が立たない状況が続いています。
今一度、この孤独死の実態に目を向け、人と人がかかわりあいを保ち続けることが出来るよう、手当等の政策を始めて欲しいと願います。
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