こんにちは。遺品整理専門エピローグシオンのスタッフです。
さて、本日は孤独死現場の第一発見者が陥るトラウマについてお話したいと思います。
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「第一発見者」という言葉を聞いて、皆様はどのような状況を思い浮かべるでしょうか?
刑事ドラマなどではよく耳にするワードですから、「一番最初に遺体を発見した人」を指す言葉であることはすぐにわかりますのよね。
ドラマの中で第一発見者になった人は悲鳴をあげていることがほとんどだと思います。
誰かの遺体を発見してしまうことは、誰にとっても間違いなく衝撃的なことであるからなのでしょう。
では、もしも自分が「第一発見者」になってしまったら、と考えてみたことはありますか?
一体どれほどの衝撃を受けることになるのか、見当もつきませんよね。
さらに、刑事ドラマでみるような殺害現場以上にひどく凄惨な現場を目にしてしまう可能性もあります。
その凄惨な現場とは、「孤独死現場」です。
孤独死現場では、自室内で誰にも気付かれることなく亡くなってしまうため、発見が遅れるケースが多く、腐敗が進んでしまうことも少なくないのです。
遺体が腐敗してしまった状況を目の当たりにしてしまえば、その情景が強く脳裏にこびりついてしまうかもしれません。
もしも、自身の家族がそんな変わり果てた姿で横たわっているのを発見してしまったら、きっと立ち直ることも難しいことでしょう。
実際に、孤独死現場の第一発見者となってしまった人の中にはその後トラウマを抱えたまま生活をしている人も多く存在します。
そこで今回は、そんな孤独死現場の第一発見者がかかえてしまうトラウマがどのようなものであるのか、孤独死現場が悲惨になってしまう理由、トラウマに対するケアの方法などをご紹介していきたいと思います。
第一発見者の関係性からみる割合
孤独死現場の第一発見者となる人の割合は、どのような割合なのでしょうか。
まずは、第一発見者が故人様とどのような関係である場合が多いのか、ご紹介していきたいと思います。
関係性としては、まず、親族・友人などの近親者が挙げられます。
上記の関係者は、孤独死してしまった人と連絡が付かなくなった等を理由に、家を訪れることで第一発見者となるケースが多いです。
次に、警察や福祉、管理会社等の職業上の関係者が第一発見者となるケースも多く存在ます。
上記の関係者は、家賃の滞納や異臭など、様々な理由から異変を察知し、安否確認をする際に第一発見者となるようです。
日本少額短期保険協会よる第10回孤独死現状レポートによると、第一発見者のおよそ33%が親族や友人などの近親者であるとされています。
残りの50.4%が警察や福祉、管理会社等の職業上の関係者、15.9%が他人、という構成となっています。

参考:「第10回孤独死現状レポート」より
全体でみてみると、職業上の関係者が多いように感じますが、それでも3割以上の確率で近親者が第一発見者となり得ることを示しています。
決して低い確率ではないはずです。
第一発見者が抱えるトラウマとは
上記でご紹介したように、3割以上の確率で故人と親しい間柄の人が第一発見者となってしまう事実があります。
親しい人の変わり果てた姿を目撃してしまうことは、見た人に大きな心のダメージを負わせてしまいます。
ここからは第一発見者が抱えるトラウマとは一体どのようなものなのか、また、そのトラウマが原因で引き起こされる病気について解説していきたいと思います。
単回性トラウマ
孤独死現場を発見することで抱えるトラウマは、「単回性トラウマ(I型トラウマ)」に分類されます。
「単回性トラウマ(I型トラウマ)」とは、衝撃的な現場の発見や、事件・事故、自然災害等の経験により、与えられるトラウマです。
突発的な経験を一度体験した際に生じるトラウマで、その一度の経験によって今まで安全だと感じていた世界が大きく揺らぎ、不安を抱えたり、時折フラッシュバックする等の問題を抱えることとなるのです。
長期にわたる虐待やストレスによって形成される「長期反復性トラウマ(II型トラウマ)」とは異なり、単回性トラウマには「あの時に起きた体験」という明確な出来事が原因とされるのが特徴です。
PTSD(心的外傷後ストレス障害)
PTSD(心的外傷後ストレス障害)とは、トラウマとなるほどの危険や恐怖に直面した後、その時の体験の記憶が自分の意志とは関係なくフラッシュバックしたり、悪夢を見ることによって、不安や緊張が高まったり、神経が過敏になったりしている状態を示します。
先ほどご紹介した単回性トラウマを抱えることによって、PTSDを発症することに繋がります。
PTSDはトラウマを抱えたら必ずしも陥ってしまう病気ではありませんが、決して珍しい病気ではなく、誰しもがPTSDに陥ってしまう可能性があると言われています。
孤独死現場の惨状
第一発見者がトラウマを抱えてしまうことで、心の病にまで発展してしまうことがわかりましたね。
では、それほどまでに人の心にダメージを与える孤独死現場というのは、一体どれほどのものなのでしょうか?
ここからの説明をご覧いただくと、第一発見者がトラウマを抱えてしまう理由がわかると思います。
孤独死現場というものは私たちが考えるよりはるかに悲惨です。
ご遺体が発見されるまでの日数が長ければ長いほど、ご遺体の腐敗は進んでいきます。
腐敗による臭いも強烈で今までに嗅いだことのない悪臭が鼻を貫きます。
何より、ご遺体の状況を目視してしまうことがなにより衝撃的でしょう。
目や鼻、耳という穴から体液が漏れ、溶けてしまった体の周りには白いウジが大量にまとわりついているのです。
成長したウジはハエとなり、家全体を飛び回ります。
この状況を想像していただくだけでも、相当ショッキングな場面であることがわかると思います。
トラウマに対するケアの方法
最後に、トラウマを抱えてしまった場合、心のケアの方法についてご紹介しようと思います。
ここでご紹介する方法はあくまで一例となります。
心のケアの方法にはそれぞれ人によって向き不向きがありますから、実際に現在心にトラウマを抱えてしまっている方は、一度専門の医師に相談することをお勧めします。
誰かに相談をする
心の苦しさや痛みを一人で抱えたままではよりしんどくなってしまいます。
誰かに打ち明け、自分が苦しい状況にあることを話してみましょう。
そうすることで、心の負担が少しでも軽くなることが期待されます。できれば、その相手は心療内科の先生であるとより良いです。具体的な解決方法や治療につながります。
まずは何よりもお医者様に見てもらうことが一番です。
もしも、医者に診てもらうことができない、知っている人にしか話せる状況でない場合は、親族や友人など、自分の話を親身になって聞いてくれる人に話すと良いでしょう。
なかなか自力で話すことが難しいということもあると思います。
そんな状況であれば、紙に自分の思いや状況を書き記し、それを誰かに読んでもらうのもいいかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
孤独死現場の第一発見者となってしまった方のお気持ちが少しでも楽になれることを祈っています。
現在、特殊清掃にお困りの方はぜひ当社エピローグシオンまでお気軽にご相談くださいませ。
大切な故人様を亡くされた方の心の苦しみは計り知れません。
我々は、ご遺族様のお気持ちに寄り添い、丁寧な対応にてご安心頂けるよう努力致しております。
心に傷を負われた方は、ご相談だけでももちろん受け付けております。
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