孤独死してしまったご遺体の引き取りに費用がかかるって本当？

こんにちは。遺品整理専門エピローグシオンのスタッフです。

さて、本日は警察がご遺体を引き取る際に発生する費用についてお話したいと思います。

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今回のお話はもしも大切なご家族の孤独死現場を発見してしまったら、という最悪の状況を仮定したお話となります。
そんな状況を想像するだけでも恐ろしいですよね。
パニックになってしまうことも避けられないかもしれません。
それでもまず初めにするべきことは警察に連絡をすることです。
警察に連絡さえできればとりあえずは大丈夫と言えるでしょう。

しかし、その際費用が発生してしまうことをご存じでしたか？

今回は、そんな孤独死発見後に警察が行うことや引き取りにかかる費用について解説していきたいと思います。

ご遺体発見後に警察がすること

まず初めに、警察が孤独死現場発見後に行うことについてご紹介いたします。

孤独死現場発見後、警察が行うことは大きく分けて以下の4つです。

1.現場検証及び家宅捜索

孤独死された現場を発見した場合、そこに事件性があるか否かを調べる必要があります。

亡くなられている状況から事件性があるか否かを判別しますが、場合によってはご遺族や近隣住民の聞き取りなどを行うこともあるようです。また、現金や免許証なども警察が一度引き取るため、部屋の中を捜索することもあるでしょう。

2.検死

検死とは、医師がご遺体の状況を調べ、死因及び死亡時刻を特定する一連の手続きを指します。
ここで、もしも死因が特定できなければ、解剖が行われることもあります。

3.死体検案書の作成

死体検案書とは、孤独死してしまったご遺体の死因や死亡時刻についてを証明する書類です。

先ほどご紹介した検死の結果が死体案件書に反映されるということになり、検死が終了しなければ、死体検案書も発行されません。

4.ご遺体の引き渡し

上記の流れを終えると、警察からご遺族様に連絡が入り、ご遺体はご遺族様へ引き渡されることでしょう。

引き取りの際に発生する費用とは

ここからは、ご遺体の引き取り後発生する可能性のある費用についてご紹介いたします。

発生する費用について、基本的にはご遺族様が負担するというのが一般的です。
警察に引き取ってもらった後、どれほどの費用が掛かってしまうのかについて知っておくと、
突然の金銭的負担に頭を悩ませることもないかもしれません。

孤独死してしまったご遺体を引き取ってもらう際、必要になる可能性のある費用は以下の4つです。

1.検案料

検案料とは、検死にかかる費用です。
一般的に2万～3万円ほど費用がかかるようです。
後にご紹介する死体検案書発行料とは別になりますのでご注意ください。

2.行政解剖料

行政解剖料とは、解剖にかかる費用です。先ほど記述したように、検死で死因等が判明しなかった場合、解剖されるのが一般的なため、それにかかる費用が発生する可能性があるのです。
その金額はおよそ8万～12万円ほどです。
犯罪に巻き込まれた場合の解剖料は公費でまかなわれますが、それ以外の場合は行政またはご遺族の負担となるようです。

3.死体検案書発行料

死体検案書発行料とは、死体検案書の発行にかかる費用です。
一般的に5千～1万円程度かかるようです。
先ほど1にて記述した検案料とは別になりますので、ご注意ください。

4.遺体搬送料

遺体搬送料とは、故人を葬儀場や火葬場、霊安室などの場所へ搬送する際に発生する費用です。
これは、検死が終わった後、そのまま葬儀場までご遺体を移動する際、その移動を葬儀屋さんに依頼するとかかる費用となります。
一般的には10キロ以内の移動で1万2千～1万5千円ほどであるそうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
孤独死現場発見後にかかる費用について、ご理解いただくことはできましたでしょうか？

現在、特殊清掃・孤独死清掃などでお困りの方は、ぜひ当社エピローグシオンまでお気軽にご相談くださいませ。
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