実家じまいって何？方法や流れをご紹介

こんにちは。遺品整理専門エピローグシオンのスタッフです！

さて、本日は実家じまいについてお話したいと思います。

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高齢化社会が進む日本社会の問題として、団塊世代の相続が進み、空き家が急速に増加するという空き家問題が存在します。
他にも、空き家所有者自身が空き家の管理や活用について困っている人が多いという側面もあります。
実際に家を相続したけれど、どうしてよいのかわからず、遺品整理もせずにそのまま放置してしまっているという状態で放置してしまっている人が多いのです。
よって、近年では実家じまいを早めに行った方がよいと言われています。

そこで今回はそんな「実家じまい」について、いつ始めればよいのか、実際の流れなどについて詳しくご紹介していきたいと思います。

2.3 3.実家にかかる費用や税金が負担に感じたとき

実家じまいとは

まず、「実家じまい」とはどんな意味なのかについてご紹介いたします。
実家じまいとは、両親が亡くなってしまったり、高齢者施設に入ったことをきっかけに子どもが両親の家を処分することを指します。
実家の家財の整理から始め、建物自体を売却や解体などの手段で手放すまでの工程をひとくくりにそう呼ぶようです。

似た言葉の中に「家じまい」という言葉も存在します。
家じまいとは、現在自分が住んでいる家を処分することを指します。

二つの言葉の意味の違いは、実際に住んでいる人が処分するのか、子どもが処分するかの違いということが分かるかと思います。

実家じまいを始めるタイミング

では、そんな実家じまいはどのタイミングで行うべきなのでしょうか。
ここからは実家じまいをするきっかけとなるタイミングについてご紹介していきます。

1.両親が高齢者施設に入ったとき

両親が高齢者施設に入居し、今後実家に誰も住む予定がなくなってしまうとそこは空き家となります。
空き家となってしまえば、「いつまでも所有していても仕方がない」という理由からこのタイミングで実家じまいをする人も多いです。
このタイミングで実家じまいを行うことで、ご両親と一緒に実家じまいをすることができ、いろんな相談ができるというメリットもあります。

2.実家を相続したとき

ご両親がともに亡くなってしまい、空き家となった実家を相続したタイミングで実家じまいをされる方も多くいらっしゃいます。
実家を相続すると、その実家に誰も住まなくても固定資産税がかかり、今後も維持のために管理をしていく必要があります。そして、年数が経てば経つほど建築物としての価値が下がってしまいます。
上記の理由から、相続した家に住む予定がない人は、このタイミングで実家じまいをされるのです。

3.実家にかかる費用や税金が負担に感じたとき

先ほど記述したように、空き家を所有している場合は固定資産税や老朽化に伴うメンテナンス費用がかかってしまいます。
メンテナンスを怠っていると、老朽化が進み、近隣住民にも迷惑が掛かってしまいますので必ず定期的な点検や補修作業が必要となるのです。
また、増え続ける空き家対策の措置として、空き家のまま放置され続けている「特定空き家」に関しては、固定資産税が6倍になるという法律が制定されているため、きちんと手入れをしていないとかなりの損害が出てしまいます。
これらの理由から、実家の管理が難しいと判断された人は、判断されたタイミングで実家じまいを行うようです。

実家じまいの流れとは

最後に、実家じまいの流れを詳しくご紹介いたします。

1.家族・親族間で相談する

実家じまいをするタイミングにもよりますが、ご両親が施設から戻ってくる可能性がある場合は実家じまいはまだ少しはやいでしょう。
ご両親が施設から戻ってきたいという願いがあるのかということやご両親が実家の売却に合意してくれるのかということもあらかじめ話し合っておくことをお勧めします。
ご両親だけでなく、その他親族間でも相談をしておくことでトラブルを回避することにつながります。

2.遺品整理及び生前整理を行う

実家じまいが決まったら、家の中の家財を整理しなくてはなりません。
基本的に、実家じまいは賃貸でなく持ち家であることが多いので、一軒家を想定してご説明します。
遺品整理は、家の中にある大切な書類・思い出の品・貴金属などは保管しつつ、それ以外のすべての荷物を分別し、処分しなくてはなりません。
これが一軒家となると非常に重労働となることでしょう。
時間で考えても、1日や2日で整理が終わることはまずないです。
ご自身で遺品整理や生前整理をする時間がない場合は、専門業者に依頼をする手段も良いでしょう。
もちろんそれなりにまとまった費用は掛かってしまいますが、最短で整理を終わらせることができます。