皆様は「遺品整理」という言葉をご存じでしょうか?
亡くなった人の家財を整理することであるというのはなんとなくご存じの方も多いことでしょう。
しかし、「遺品整理」は日常生活において必要となるケースがあまり無く、人生で1~2回程度経験する方がほとんどです。
20代の方など「遺品整理」を経験されたことがない人は、いざ遺品整理をしなくてはいけなくなった際に、何時、どのようにして進めるべきかがわからず困ってしまうかもしれません。
そこで今回は、遺品整理がどのような作業であるのか、どのタイミングで、どういった手順で進めるべきかについて詳しく解説をしていきたいと思います。
他にも遺品整理を進める際のコツや、思うように進まない時の対処法についてもご紹介しておりますので、気になる方はぜひご覧ください。
そもそも遺品整理とは?
まず初めに「遺品整理」とはなにを指すのかについてご紹介いたします。
先ほど軽くご紹介致しましたが、ここでは言葉の意味に加え、遺品整理が持つ重要な役割についてもご説明いたしますね。
「遺品整理」とは亡くなった人(故人)の家具家電や細かな生活用品などを整理し、片付ける作業を指します。その作業は一般的に残された親族が行うことが多いとされていますが、現代では忙しい生活を送られている人も多いため、遺品整理業者という専門の業者に依頼をする人も年々多くなってきているようです。
残された遺族は大切な家族を亡くしてしまった悲しみに耐えなくてはなりませんが、遺品整理を通して故人との思い出を振り返り、心の整理につなげることもできるため、残された遺族にとって遺品整理は非常に大切な作業であると言えるでしょう。
遺品整理はいつからはじめるべき?
ここからは、遺品整理をはじめるタイミングについて解説をしていきたいと思います。
「お葬式が終わったらすぐに遺品整理をはじめなくちゃいけないのかな?」
「家族を失ってすぐに遺品整理をするのは心が追いつかない……」
と遺品整理をはじめる時期について不安を抱えている方も多いことでしょう。
でもご安心ください。
遺品整理は必ずお葬式のすぐ後にはじめなくてはいけないという決まりはありません。
それぞれ個人の状況や感情に応じて、遺品整理をはじめるタイミングを自由に決めることができるのです。
お葬式の後すぐに片付けてしまいたい方は勢いのまま取り掛かっても良いです。
心の整理が追いつかず、故人の家に入ることですら苦痛に感じてしまう方はご自身の気持ちが落ち着いてからでも全く問題はありません。
では、一般的にどのようなタイミングで遺品整理をはじめる人が多いのでしょうか?
遺品整理をはじめるタイミングには以下のものが挙げられます。
- 葬儀後 【亡くなられて3日後~】
- 役所手続後 【亡くなられて14日後~】
- 四十九日法要(忌明け法要)後 【亡くなられて49日後~】
- 相続税の申告期限の前 【亡くなられて10ヶ月後~】
- 心の整理ができてから
1.葬儀後 【亡くなられて3日後~】
このタイミングが一般的に最も開始時期が早いタイミングとされています。
葬儀が終わってすぐに遺品整理を始めることは、精神的・肉体的に辛いかもしれませんが、遺族の気持ちの整理がついているのであれば、早めに始めて悪いことはありません。
故人が賃貸契約をされていたり、その他インターネットなどの契約をされている場合は、早めに契約解除を行わなければ、死亡後であってもそのまま契約が継続されてしまいます。
それを防ぐために、早い内から退去へ向けて遺品整理をはじめるのも良いでしょう。
また、故人が高齢者施設等へ入居されていた場合は、施設によって退去期限が定められている場合もありますので、早めに遺品整理をはじめておいた方が良いかもしれません。
2.役所手続後【亡くなられて7日後~】
ご家族等の身内が亡くなられた場合は役所にて多くの手続を行う必要があります。
早いもので7日以内、他にも14日以内に提出しなければならない届けは6種類ございます。
まずはその提出しなければならない届けについてご紹介します。
7日以内に提出しなければならない届けは以下の3つです。
〇「死亡届け」
〇「死亡診断」
〇「火葬許可申請書」
14日以内に提出しなければならない届けは以下の3つです。
〇「国民健康保険資格喪失届」
〇「介護保険資格喪失届」
〇「世帯主変更届」
これらの手続きに必要な書類を準備するところからすでにやるべきことは多いため、役所手続きを済ませるまでは忙しいケースが多いでしょう。
まずは必要な役所手続きを終えてから遺品整理を開始するというのも一つの手段です。
3.四十九日法要(忌明け法要)後 【亡くなられて49日後~】
四十九日法要(忌明け法要)とは故人が亡くなられて49日目に行われる法要です。
仏教において、故人が亡くなられて49日経つまでは「忌中」と呼ばれ、この期間は故人の死を悼み、自粛した生活を送るべき期間であるとされています。そして四十九日法要にて、遺族で故人の魂が極楽浄土へ行けるよう願います。この四十九日法要を終えて「忌明け」なり、このタイミングを節目として喪に服す期間を終了とするようです。
四十九日法要には親族が一同に集まるので、遺品整理の話を進める良い機会です。
親族間で話し合った上で遺品整理をすることは後々のトラブルを未然に防ぐことにもつながるため、この機会に遺品整理の話を親族の方に投げかけてもいいのではないでしょうか?
4.相続税の申告期限の前 【亡くなられて10ヶ月後~】
遺産が「3,000万円+(600万円×法定相続人の数)」を超えている場合は、相続人に対し、相続税が課されます。
また、相続税の申告及び納付は、被相続人の死亡を知った日の翌日から10か月以内に行わなければなりません。
相続税を計算するためには、被相続人が所有していた資産を知る必要があります。
結果そのためには遺品整理をして資産を把握しなくてはならないのです。
遺品とは故人が生前に使用していた物すべてを指しますが、一方で遺産は故人が所有していた経済的価値のある財産を指します。
遺品整理で発見される遺産については以下のものが挙げられます。
〇現金
〇貴金属
〇骨董品
〇美術品
〇預金通帳
〇不動産
〇株式
〇負債
遺品整理を行うことで、上記の遺産を正確に把握します。
その上で発見した貴金属や骨董品等の経済的価値を適切に査定してもらい、相続税を算出する必要があるのです。
よって、相続税の申告期限の前に遺品整理を始める方も多くいらっしゃいます。
5.心の整理がついてから
大切なご家族を失ってしまうと心に大きなダメージを背負ってしまうものです。
家族を失うという出来事は人生で感じるストレスの中でも最上位にあるほど強いストレスを与えます。その喪失感からやる気を出すことが難しくなったり、故人のことを思い出すと涙が止まらなくなってしまう方も多くいらっしゃいます。
そんな中で無理に遺品整理をしてしまうと余計にストレスを抱える原因になりかねません。
初めに軽く記述致しましたが、残された遺族の心にきちんとけじめがついてから遺品整理を始めても全く問題は無いのです。
ただ、先ほど説明したように賃貸契約の期限や相続税の申告期限などもあるため、人によっては限られた期間までしか延長はできないかもしれません。
故人の自宅に入ることすらどうしても難しい状況である場合は、遺品整理を専門の業者に任せてしまうことも一つの方法として視野に入れてみることをおすすめします。
遺品整理のやり方
ここからは遺品整理のやり方についてざっくりとご紹介致します。
初めに、形見や思い出の品や重要な書類等の残しておくものと、それ以外の不要なものに分けます。そして不要なものはそれぞれ分別を行います。不要なものは廃棄・リサイクル・売却・譲渡するなどといったさまざまな方法で整理をします。また、遺品整理には故人の資産や負債を把握し、遺産分割をより円滑に行うという目的も含まれていますので、遺言やタンス貯金などを発見した場合、それに準じ、遺産分割を行います。
【遺品整理の手順】
ここからは実際に遺品整理をどのような流れで行うかについてそれぞれのSTEPごとに解説をしていきます。
<STEP1> 準備
まず、遺品整理を行う日程を決めます。一口に遺品整理といっても故人が住んでいた家の中にあるありとあらゆる生活用品を分別しなくてはいけません。また、土地の権利書や不動産の売買契約書等必要な書類や印鑑など重要な遺品を探すという手間もあります。よって、遺族が個人で遺品整理を行う場合は非常に手間と時間がかかる可能性が高いでしょう。そのことを考慮したうえで日取り決めると良いかと思われます。
しかし、実際には始めてみない限りどの程度時間が係るものであるのかの検討はつきにくいものです。部屋をぱっと見た感じではすっきりしていてすぐに遺品整理が終わりそうに思えても、収納にぎっしりと物が詰め込まれていて分別に思っていたより時間がかかってしまうこともあります。想定より多めに日数を取っておくと良いかもしれませんね。
また、作業できる人数は多いに越したことは無いため、手伝ってもらえる親族や友人を募集し、より多くの人に手伝ってもらえる日に遺品整理を行うとスムーズに進みます。
遺品整理には大きな家具や家電を運び出し、車で運搬する必要があるケースも多いため、力のある男性や軽トラックを所有している方に協力を呼びかけてみるのもいいでしょう。
日程を決めた後は遺品整理開始予定日までに、必要な道具を準備しましょう。
遺品整理に必要な道具は、以下のものが代表的です。
・段ボール
・ガムテープ
・サインペン
・ハサミ、カッター
・作業しやすい服
・ドライバー
・手袋 ・ゴミ袋
・マスク
・紐
・ほうき、ちりとり
・脚立
それぞれ、どのような場面で使用するのかをご紹介しておきます。
・段ボール
段ボールは分別において非常に役立つアイテムです。
必要なものを入れておき、箱の上にサインペンで中身をかいておくだけで一目で何が入っているかわかるため後から確認がしやすくなります。
他にもリサイクルショップに持ち込む遺品を入れたりすることで持ち運びにも便利な道具となります。
・ガムテープ
段ボールを補強するのにも使用しますし、ゴミ袋に封をするのにも用いることがあるでしょう。
・サインペン
段ボールの中に何が入っているのかを記入するために用います。
・ハサミ、カッター
封がしてある段ボールを開封したり、雑誌を紐で縛る際など様々な場面で必要になります。
・作業しやすい服
遺品整理はかなり体力勝負な面も持ち合わせます。
汗をかいたり、埃などで汚れる場合もあるため、汚れていい動きやすい服で作業することをおススメします。
・ドライバー
棚の解体や家電の分解に必要となります。
他にもハンマーやペンチなどの工具を用意しておくと解体・分別の作業がさらに楽になると思われます。
・手袋
遺品の中には包丁や鋏など危険なものがある可能性もあります。
素手で分別をしていると思わぬ所で怪我をしてしまう可能性もあるので、手袋をはめて作業をすると良いでしょう。
また、スリッパ等を履いて作業をすると画鋲等を踏んでしまうリスクを減らすことができ、安全です。
・ゴミ袋
細かな生活用品は燃えるごみや燃えないごみ、プラスチックなどに分別し、ゴミ袋に入れて自治体に回収してもらうことが一般的です。そのため、ゴミ袋は必ず用意しましょう。
・マスク
家の中は綺麗に思えても意外と埃が多いものです。埃をたくさん吸い込んでしまうと過敏性肺炎やアレルギー性疾患などの疾患を患ってしまう可能性もあるため、マスクを着用してから作業をするようにしましょう。
・紐
紐は、雑誌や本などを一つにまとめることに使用します。
・ほうき、ちりとり
遺品整理をしているとほこりや塵が床に落ちてしまいます。また、家具や家電の裏などには埃が溜まっていることも多いので、それらを掃除するために用います。
・脚立
壁にかかっている時計や絵画、カレンダーなどを外す際に用います。
そのほかにも天袋に収納されている遺品を取るのにも必要になるかもしれませんね。
もちろん、これら以外にもその場その場で必要になってくる道具もあるかもしれません。その際はさらに追加で準備をするようにしましょう。
<STEP2>ご遺品の仕分け
作業日当日、初めに家の中の生活用品など比較的小さなご遺品を分別します。印鑑や重要書類、形見や思い出として必要なものは段ボール等に入れて一度保管をするようにしましょう。
それ以外の処分する予定の遺品は、リサイクルできる遺品とそうでない遺品に分けます。リサイクルできるものに関しては、リサイクルショップや買取ショップに持ち込み、買取をしてもらうとよいでしょう。他にも、時間に余裕のある方はフリマアプリやヤフーオークションで販売してみるのも一つの方法としてあります。そこで得た買取価格や販売利益は遺品整理の費用に充てるという使い道もあるため、リサイクルできるものは可能な限り様々なものリサイクルするといいでしょう。
もし買取や販売ができない物であっても、友人や親族に譲り渡したり、寄付をすることで第三者に活用してもらうこともできます。ただ捨ててしまうのはもったいないと感じる方は譲り渡し先を探してみるのも良いかもしれません。
リサイクルできるものの代表例は以下の通りです。
・服
・食器
・バッグ、ジュエリー
・骨董品
・コレクション品
・家具、家電
上記の中でも状態や種類によってはリサイクルできない可能性もあります。
服や食器もブランド物で無い限りはリサイクルが難しく、家電に関しても年式が古い物(5年以上前)は買取してもらうことはできないと考えてよいです。
リサイクルできるかどうかの判断を事前にインターネットで調べてみておくと良いかと思われます。
リサイクルできない物はお住まいの地域の処分方法に従ってそれぞれ分別を行います。おおまかなな分別として、可燃ごみ、不燃ごみ、ビン・カン、ペットボトル、紙類、粗大ごみ、家電で分けていくとよいでしょう。リサイクル法対象機器(エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機・衣類乾燥機)は処分するためにリサイクル料金を支払う必要がありますのでご注意ください。
<STEP3>処分品を廃棄する
可燃ごみや不燃ごみ、ビン・カン、ペットボトル、紙類など袋にまとめたり、紐で縛ったものは、自治体の収集日に合わせてゴミ出しをしましょう。しかし、あまりに多い場合は、一度にすべてゴミ置き場に持っていくのは避けましょう。一日に3~4袋あたりが限度です。
大きな家具や家電は自治体によって処分方法が大きく異なります。家具は小さく解体することで可燃ごみとすることができる自治体も存在しますし、ごみ収集場に持ち込むことが可能な地域もあります。大型の家具や家電を処分する際はお住いの自治体のホームページを検索してみましょう。
大きな家具や家電をご自身で運ぶことが困難な方は、遺品整理業者や不用品回収に依頼をするのも一つの手段となります。
<STEP4>清掃
家の中にある全てのご遺品を搬出できましたら、最後に清掃を行います。故人が住んでいた家が持ち家でかつ家を取り壊す予定でしたら清掃の必要はありませんが、賃貸や売り出す予定がある場合は清掃が必要になります。施設に入居されていた場合も清掃は必要となることがほとんどです。水回りのクリーニングや部屋全体の掃き掃除等を行うとよいでしょう。
清掃の際、薬剤等を使用する場合は吸い込むと身体に害を及ぼすものもございますので、しっかりと換気をした状態で清掃をするようにしましょう。
遺品整理をスムーズに進めるコツ
ここまでに遺品整理の基礎的な知識や始めるタイミング、遺品整理のやり方についてご説明いたしましたが、何となく遺品整理の雰囲気を掴むことはできましたでしょうか?
初めて遺品整理をされる方は、いざ作業を進めようとしてもわからないことが多く、つまずきながらの遺品整理となり、なかなか思うように作業が進まない人も多いのではないかと思います。
そこで、よりスムーズに作業を進めるため、遺品整理を行う上でのコツについてご紹介いたします。
今回ご紹介するコツは以下の2つです。
作業日はできるだけ人数を揃える
メリハリを付けて作業をする
1.作業日はできるだけ人数を揃える
【遺品整理の手順】<Step1>準備にて少し記述しましたが、遺品整理を進めていると、家具や家電など大きなものを動かす作業が必要となってきます。大きなドラム式洗濯機などを女性だけで動かすことは非常に困難となるでしょう。仮に男性でも1人だけでも、家の通路は狭いことが多く、1人で持ち運ぶことは難しいと思われます。
できるだけ力のある方をそろえることも大事なコツであると言えるでしょう。
他にも、軽トラックを所有していている人の協力を得ることができれば、車をレンタルしなくても処分場へ持ち運びすることになります。大きな家具や家電を動かすことができなければ、最終的に遺品整理業者や不用品回収業者に依頼するほかなくなってしまうので、遺品整理にかかる費用を抑えるためにも重要な人員確保であると言えます。
また、相続人など相続の相談をするために必要な人と一緒に作業をするというのもスムーズに進めるためには重要なポイントです。
遺品整理を進めていると、タンスなどの収納の中から貴金属やへ現金などの貴重品が発見されることがあります。
個人の意見で勝手に貴重品等を処理してしまうと後から他の相続人とトラブルになってしまうことも予想されます。
あとから他の相続人と話し合いを設けるとすると一度別に保管をしておかなくてはいけなくなり、作業が進みにくくなってしまうことでしょう。
そうならないためにも相続人が全員いる状態で遺品整理を進めることをおススメします。
2.メリハリをつけて作業をする
家の広さや物量にもよりますが、遺品整理という作業は1日で終わる作業ではありません。予めスケジュールを決めてから、その日その日で「今日はリビングを終わらせる」「明日は寝室を片付ける」など、目標を定めてから作業を始めるとよいでしょう。
また、定期的に休憩の時間をとることも大切です。
無理をして一日中遺品整理作業を続けると、体がもたなくなってしまいます。前日に張り切り過ぎたせいで次の日は起き上がることもままならないようであれば、結果スムーズに遺品整理が進まない原因となってしまうかもしれません。無理をせず、きちんと休憩を取りながら行うことで、メリハリがつき、結果として効率的に作業が行えることでしょう。
遺品整理が思うように進まない時はどうしたらいい?
「遺品整理は自分たちの手でしよう!」
そう意気込んでいても、実際に作業を進めると思うように進まず、途方に暮れてしまうこともあるかと思います。
「やってもやっても終わりが見えない・・」
「故人を思い出してしまって遺品整理がつらい」
そんな時はどのように対応すべきなのでしょうか?
最後に遺品整理が進まない時の対処法についてご紹介したいと思います。
今回ご紹介する対処法は以下の3つです。
1.遺品整理専門業者に依頼をする
遺品整理は必ずしも遺族が行わなければいけない作業ではありません。
遺品整理を代行してもらえる業者が多く存在するため、遺品整理のすべてを遺品整理専門の業者に任せてしまうというのも1つの手段です。
「遺品整理 ○○」(○○のところにお住まいの地域)とインターネットで検索をすると様々な遺品整理業者がヒットします。
気になる方は一度検索されてみるのもいいかもしれませんね。
ただ、注意して頂きたいことが1点ございます。
それは遺品整理業者の中には「悪徳業者」と呼ばれる業者も確かに存在するということです。
「悪徳業者」と呼ばれる業者は遺品整理中に発見した現金や貴金属を遺族に返さずネコババしたり、後から高額な作業費用を請求してきたりする可能性があるのです。
そんなトラブルに合うのは誰でも嫌ですよね?
そうなってしまわないためにも、しっかりとした業者選びが重要になってきます。
電話対応の際や見積もりの際に信頼できる業者であるかどうかを見極めてから依頼するようにしましょう。
2.専門機関やグリーフケアに頼ってみる
大切なご家族を失った悲しみが原因で遺品整理がうまく進まない場合は、専門の機関やグリーフケアに頼ってみると気持ちが軽くなるかもしれません。
グリーフケアとは、家族や友人など大切な人を失った悲しみやストレスを原因にもたらされた心の不調を癒し、立ち直るためのサポートを指します。
グリーフケアでは、自身が感じている悲しみや辛さを肯定することを基本に心のケアを目指すことが多いようです。
医療機関やグリーフケアにて自身の思いを他の誰かに聞いて貰うことで心が軽くなるかもしれません。
少しずつでも前に進みたいと感じる方はぜひこれらのサービスを受けてみてください。
3.遺品整理から離れてみる
遺品整理のことに頭がいっぱいで常に進まないストレスや故人を亡くしたストレスにさらされ続けていると余計にも気分が落ち込んでしまうかもしれません。
気分が落ち込んだまま作業を進めていてもさらに効率が落ちてしまいます。
思い切って一度遺品整理から離れてみると気分がリフレッシュし、再度遺品整理の続きをされる際にいいスタートが切れることでしょう。
また、遺品整理から離れている期間で故人を亡くした悲しみにしっかりと向きあうこともできるため、再開までに自身の気持ちにけじめをつけることができるかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?遺品整理は負担が大きく、時間のかかる作業です。しかし、無理をせずにコツコツと進めることで必ずゴールは見えてきます。遺品整理を現在行っている方は今回のブログでご紹介した内容をもとに、頑張ってみてください!
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