こんにちは。遺品整理専門エピローグシオンのスタッフです。
さて、本日は特殊清掃トラブルによくある、「匂い残り」についてお話したいと思います。
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当社では、「他社による特殊清掃のやり直し」としてのご依頼が多数寄せられています。
「一度他の業者さんに依頼して、清掃してもらったんだけど、なんだか匂いが残っている」
「他社さんの作業が完了した後に、よく見たら汚れが残っている気がするので特殊清掃を改めてシオンさんでお願いしたいです。」
というような内容のおはなしをよく伺います。
孤独死やゴミ屋敷状態でのご依頼は、ご依頼者様もパニックになっているケースが多く、その時は冷静に清掃業者を選ぶことができなかったということが良くあります。急いで選んだ業者が適当な作業をしたために、臭いが残ってしまったり、汚れが残ってしまっている、というトラブルに巻き込まれてしまうのです。
今回のブログでは、よくある「匂い残り」の原因、トラブルに巻き込まれないための対処法などを解説していきたいと思います。
特殊清掃後に匂いが残ってしまう原因とは
まず、特殊清掃を行ったにもかかわらず、なぜ臭いが取れないことがあるのかについて解説していきます。
特殊清掃後の「匂い残り」の原因は大きく分けて2つあります。
1.特殊清掃を行った業者が知識や機材を持ち合わせていなかったから
この広島でも近年数多くの業者が特殊清掃業を始めているのが現状です。その中には特殊清掃に関するスキルや設備がないまま、特殊清掃を行う業者も存在しています。
そして、特殊清掃にはかなりの知識・経験、さらに専用の薬剤・機材が必要となってきます。なぜなら、人の体液・血液は他の汚れと大きく異なり、普通の清掃では汚れを落としきることができません。また、その臭いも消臭剤などではほとんど意味を成しません。よって、素人が対応することはできないのです。
そんな特殊清掃の知識や経験がない業者が特殊清掃を請け負ってしまうと、目に見える表面上の汚れのみを落とし、中途半端な清掃で作業を完了してしまいます。
その結果、特殊清掃をしたはずなのに汚れがのこっていたり、臭いが残ってしまうという事態を招いてしまうのです。
2.完全消臭にはリフォームが必要な場合もあるから
腐敗したご遺体から流れ出る体液や血液は、想像をはるかに超えてたくさん流れ出てきます。その液体がカーペットなどを通り越して、床や畳に浸透してしまうケースがあります。その場合、いくらその上から清掃を行ったり消臭作業を行ったりしても、臭いが消えることはありません。必ず汚染された箇所を撤去する必要があるのです。
なので、リフォームを行わない特殊清掃となると、完全消臭を約束することは難しくなります。
本来であれば、特殊清掃業者作業中に床まで浸透していることを確認したのち、ご依頼者様にその旨を伝え、リフォームを視野に入れた作業の提案をするはずです。
しかし、床下まで浸透しているにも関わらず、報告をしないまま作業を終了してしまう業者も存在します。報告をしない理由は、リフォーム業者との提携がないか、そもそもリフォームをしなくてはいけないという知識がないかのいずれかであると思われます。もしもこのような業者に依頼をした場合はトラブルになりかねないのです。
トラブルに巻き込まれないためには
ここからは、特殊清掃後に臭いが残っているなどのトラブルに巻き込まれないために、トラブルを避けるための方法について記述していきます。
今回ご紹介したようなトラブルに見舞われてしまう原因は、主に知識や経験・機材などを持ち合わせない業者に依頼してしまうことにあります。そんな特殊清掃業者に依頼をしてしまわないように注意すべきポイントをご紹介いたします。
業者選びの際の基準となるポイントは大きく分けて3つです。
1.価格
特殊清掃には専用薬剤・専用機材を用いての清掃・消臭作業となるため、どうしても料金が一般医的な遺品整理作業料金に比べて高くなってしまいます。しかし、特殊な薬剤や機材を使う予定のない特殊清掃業者は、他の特殊清掃業者より格段に安い見積もり料金を提示する可能性が高いです。
よって、安さだけを基準に業者を選んでしまうと、トラブルに巻き込まれる可能性が高くなってしまうので、安易に安さに飛びつかない方が良いでしょう。
2.見積り時の対応
業者を選ぶ基準のひとつに「誠実さ」というものがあげられます。孤独死という現実に直面されたご依頼者様は心身ともにお辛い立場であることは想像にたやすいはずです。しかし、手早く、できるだけ多くの数をこなして利益を得ようとする業者であれば、見積りの際の対応もぞんざいになる可能性が高いです。
見積り時にあえて多く質問をしてみて、その「誠実さ」または「知識量」を試してみるのもいいかもしれません。
3.完全消臭の保証
もっともわかりやすい基準ともいえるポイントは、「完全消臭の保証」をしてくれるかどうかです。特殊清掃で完全消臭を保証する自信がない業者は「完全消臭の保証をしてくれますよね?」という言葉に対して曖昧な返事をする可能性があります。ずばっと見積りの際に、臭いが完全に消えるかどうかの質問をしてみると安心できるかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
このブログで特殊清掃による「匂い残り」のトラブルに見舞われる方が少しでも減ることを祈っています。
現在、特殊清掃にお困りの方はぜひ当社エピローグシオンまでお気軽にご相談くださいませ。
当社では、提携しているリフォーム業者と連携して作業をすることができますので、畳の張り替え等にも対応させていただきます。また、当社の消臭技術はご依頼者様より高い評価を得ており、安心して消臭作業を任せていただけます。
当社の消臭技術などの詳しい詳細はホームページにてご確認くださいませ。






