こんにちは。遺品整理専門エピローグシオンのスタッフです。
今回のブログでは故人様が残したペットへの対処法についてお話したいと思います。
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故人様が残したペットはどのように対処すればよいのかわかりますでしょうか。故人様が突然亡くなられた場合など、引き取り先が決まらないまま故人様のペットが残されてしまうというケースがあります。もしも、そのような状況になってしまった場合はどのように対処すべきなのでしょうか。ほかのご遺品と違い、命あるご遺品ですので、迅速な対応が求められます。いざというときに判断ができるよう、今回はそんなペットへの対処法をご紹介してまいります。
ご遺族の方が引き取る
ご親族のうちの誰かが代わって、ペットの面倒を見ることは最も故人様が喜ばれる手段でしょう。
ご遺族様も故人様が生前の際にペットとの面識があった場合は、より迎えたいという気持ちが強いかもしれません。
故人様が残されたペットを迎える際は、遺品整理の際に発見される可能性のあるご遺品をいくつか一緒に譲り受けると良いでしょう。
一緒に譲り受けると良いペット用品は以下のものがあげられます。
- ゲージ
- おもちゃ
基本的にどのようなペットも環境が変わると大きなストレスを抱えることになります。
以前と同じゲージやおもちゃがあると安心できる要素になります。
しかし、ボロボロであったりする場合は新しいものに買い替えた方が良いかもしれません。
また、食べていたフードなどは経年によっては食べられないかもしれないので、フードは新しく買った方が良いかもしれません。
里親を探す
ご遺族の誰かが引き取る手段が最も良いかと思われますが、賃貸の条件やアレルギーなどの理由から引き取りが難しい場合もあるでしょう。その場合は、里親を探すことが一般的とされています。
里親を探す方法は以下の方法があります。
1.近所やご友人で譲り受け先を見つける
ご近所を回ってペットを譲り受けてもらえるかの相談をさせてもらったり、ご遺族のご友人間で引き取ってくれる人を探す方法となります。ご遺族様自身の手で里親を探す方法となりますので、時間がかかってしまう可能性がございますが、見知ったご近所の方や信頼できるご友人に譲ることができれば、安心して任せることができるでしょう。
2.ジモティーなどの掲示板に掲載する
「ジモティー」や「ペットのおうち」などのインターネット掲示板で里親を無料で募集することができます。これらのインターネットサイトは全国の人が閲覧できますので、里親が見つかる可能性がかなり高いでしょう。しかし、応募してくれた人が必ずしもペットをかわいがってくれるとは限りませんので、慎重に判断をする必要があります。実際に会って、どれほど信用できる人かどうかを見極めなくてはなりません。
NPO法人へ相談
動物愛護団体やNPO法人では引き取りや保護の相談をすることができます。もちろん、必ず引き取ってくれるというわけではなく、相談という形となってしまうケースが多いようですが、引き取り先の紹介をしてくれる可能性があります。
広島にも犬や猫の保護や譲渡活動を行っているNPO法人が存在します。
お困りの方はそちらに相談してみると良いかもしれません。
※動物愛護センターや保健所は注意が必要
広島県にも県が運営している動物愛護センターが存在しますが、動物愛護センターや保健所は飼えなくなったペットを引き取ってくれる施設ではありません。
過去には、引き取られた犬や猫のほとんどが殺処分されていました。
広島県の動物愛護センターでは5%~10%の割合で現在でも殺処分が行われています。
引き取り先が見つからないまま一定期間が経過してしまうと、殺処分されてしまう可能性があるのです。
よって、保健所や動物愛護センターへは気軽に引き取りを依頼できるものではないでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
里親を探すとなると時間や手間などもかかってしまいます。
しかし、故人様とともに生きた大切な命あるペットを粗末にはできません。
時間はかかってしまいますが、ご遺族で引き取ることが難しい場合は里親を探すことがベストです。命より重いものはありませんので、皆様もこのことを踏まえたうえで里親を探していただければと思います。






