こんにちは。遺品整理専門エピローグシオンのスタッフです。
さて、本日は遺品整理で発見された食器の処分方法についてお話したいと思います。
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今回は食器の処分方法です。
遺品整理の中でも整理することが大変だったと言われることが多いのが食器の整理です。そんなに大きなものではありませんが、意外と整理が大変なのです。
なぜ大変なのかというと、食器の「量が多い」からです。故人様が一人暮らしで、あまり自炊をされない方であるならば、食器の量も数えるほどしかないこともあります。しかし、食器を集めることが趣味の方であったり、長年住まわれている家であった場合、食器はどうしても量が増えてしまいます。普段は使わないけれども、いつか使うかもしれないと、客人用のコップやお皿が食器棚の奥に眠っているということも良くあります。
食器は割れやすいということもあり、遺品整理を行う際は割れないよう注意をしなくてはいけません。
今回はそんな食器の分別方法や処分方法について解説していきます。
食器の分別方法
ご両親の遺品整理を始めてみて、
「食器の多さに唖然としてしまった」
というお声をよく耳にします。年配の方は物を大切にしなくてはいけないという考えの方が多い世代ですので、使わない食器をため込んでしまっているというケースが多いのです。頂き物の食器が箱のまま残っているということも良くあります。そんな食器はどのように分別したらよいのでしょうか?
まず初めに遺品整理で発見されたお皿やコップなどの食器の分別方法をご紹介いたします。
1.再利用する
残されたご遺品である食器が割れてしまっているということはほとんどないでしょう。よって基本的にどの食器も洗って使うことができます。思い入れのある食器や柄が好みの食器、ブランド物の食器はご遺族の中で分け合って持ち帰り再利用をする人も多くいらっしゃいます。思い入れのある食器をご遺族の中で分けて持ち帰ることは形見分けにもなりますので、故人様もきっと喜ばれることでしょう。
2.知人に譲る
ご友人であったり、隣人の方に譲るという方法もございます。食器を集めることが趣味の方であれば、喜ばれる可能性が高いです。また、使用されていた食器よりも、箱に入ったままの未使用であればより喜ばれる確率が高いでしょう。
しかし、一点ほど注意点がございます。不用であるからと無理矢理押し付けることはしてはいけません。受け取る方が「いらないです」と意思表示をされた場合は素直に引き下がりましょう。無理矢理押し付けていたりすると、相手が嫌な思いをするだけでなく、後からトラブルにもなりかねません。
3.フリマアプリやオークションサイトで販売する
メルカリやヤフーオークションなどで販売することも可能です。ブランド物やセットになっている食器は中古品であっても売れる確率が高いでしょう。ご遺品を売ることに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんが、ただのゴミとして処分してしまうより、大切に使ってくれる人が次にいた方が故人様も喜ばれるのではないかと私は考えます。
しかし、こちらも注意点がございます。出品したからと言って必ず売れるわけではありません。売れない場合は長期間在庫を抱えたままになってしまう可能性もございます。
また食器は割れやすいため、食器が売れた場合、発送をする際は注意が必要です。
トラブルを防ぐためにも、割れないようできる限り十念に梱包しましょう。
4.処分する
フリマアプリなどで売れない食器や、譲る人がいない食器は最終的に処分をする必要があります。処分方法につきましては、次の章で詳しくご説明いたします。
食器の処分方法
ここからは、食器の処分方法についてご説明いたします。
1.自分で処分する方法
自分で処分をされる場合は、普通ごみとして自治体に回収してもらうか、大型ごみとして捨てる方法がございます。
大きさが30cmを超えないものであれば、普通ごみとして処分することができます。
広島市で食器を処分する場合、
陶磁器製:不燃ごみ ※丈夫なポリ袋に入れる
耐熱ガラス製:不燃ごみ ※丈夫なポリ袋に入れる
プラスチック製:その他プラ ※透明または半透明のポリ袋に入れる
紙製・木製:可燃ごみ 丈夫な紙袋またはポリ袋に入れる
上記の方法で処分してください。
また、30cmを超える食器であれば、大型ごみと分別されますので、
大型ごみとして自治体に回収してもらうか、ゴミ処理場に直接持ち込むことで処分をしてもらいましょう。
2.業者に回収してもらう方法
食器は重く、持ち運びも大変ですし、割れる危険性もございます。不用な食器と必要な食器の分別が終わった場合は、遺品整理業者または不用品回収業者に回収を依頼する方法もございます。費用はかかってしまいますが、処分する手間を大幅に省くことができます。
遺品整理業者に依頼をする場合は、仕分けをする前から食器の仕分け作業まで手伝ってもらうことができます。また、食器だけでなく、ほかに処分に困っているものの処分もできますし、遺品整理自体を業者に依頼することで遺品整理の手間も省くことができます。
遺品整理を始めてみたけれども遺品の量が多くてなかなか進まないという方は遺品整理業者に依頼をしてみるのも一つの手段でしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
大量にある食器には根気よく遺品整理をする必要がございます。食器を一つ一つ確認し、割れないよう注意をしながら分別を行うことは大変な作業です。今回のブログで、処分にお困りの方の助けになれましたら幸いです。
当社エピローグシオンでは、ご依頼者様に寄り添い、誠実な対応をもって数多くの実績を残しております。食器だけでなく、さまざまなご遺品に関して一緒に相談しながら分別を行うことも可能でございます。勝手に捨てられてしまうことに抵抗のある方、必要なご遺品の分別に悩まれている方は方はお気軽にご相談くださいませ。






