こんにちは!遺品整理専門エピローグシオンスタッフです。
さて、今回は遺品整理の基礎知識やコツについてお話していきたいと思います。
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1.遺品整理とは?全体の流れを解説
遺品整理とは、亡くなってしまった方の遺品を整理または処分することを指します。遺品整理は、基本的に亡くなられた方の親族の人、つまりはご遺族が行うことが一般的です。形見や思い出の品として残しておくものと、それ以外の不要なものに分け、不要なものはそれぞれ分別を行います。不要なものは廃棄・リサイクル・売却・譲渡するなどといったさまざまな方法で整理を進めます。また、遺品整理には故人様の資産や負債を把握し、遺産分割をより円滑に行うという目的も含まれていますので、遺言やタンス貯金などを発見した場合、それに準じ、遺産分割を行います。
遺産を確認することも大切な作業ですが、故人様が残した物に触れることを通じて、故人様との思いでやつながりを再度実感することも遺品整理の大きな意義です。
2.遺品整理の全体の流れ
ここからは実際に遺品整理をどのような流れで行うかについてそれぞれのSTEPごとに説明をしていきます。
<STEP1> 準備
まず、遺品整理を行う日程を決めます。一口に遺品整理といっても、家の中にある、ありとあらゆるものを分別しなくてはいけません。なので、個人で遺品整理を行う場合は非常に時間がかかります。そのことを考慮したうえで日取りを決めましょう。
決めた日程までに、必要な道具を準備しましょう。家の中での分別を行う際に必要なものは、以下のものが代表的です。
| ・段ボール | ・ガムテープ |
| ・サインペン | ・ハサミ、カッター |
| ・作業しやすい服 | ・ドライバー |
| ・手袋 | ・ゴミ袋 |
もちろん、これら以外にもその場その場で必要になるものはあるでしょう。その時は追加で準備をしましょう。
<STEP2> ご遺品の仕分け
作業日当日、まずはお部屋の中のこまごまとしたご遺品を分別します。形見や思い出として必要なものは段ボールに入れて一度保管をします。
それ以外の不要なものはまとめて捨てることはできませんので、お住まいの地域の処分方法に従ってそれぞれ分別を行います。代表的なものとして、可燃ごみ、不燃ごみ、ビン・カン・ペットボトル・紙類で分けていくとよいでしょう。中にはリサイクルできるものや、売却できるものもあると思います。リサイクルショップや買取ショップに持ち込み、査定してもらうと、遺品整理の費用に充てることができるかもしれません。可能な限り様々なものを査定してもらうといいでしょう。
リサイクルできるものの代表例は以下の通りです。
| ・衣類 | ・食器 |
| ・バッグ、ジュエリー | ・骨董品 |
| ・コレクション品 | ・家具、家電 |
<STEP3> 処分品を廃棄する
可燃ごみや不燃ごみなど、袋にまとめたものは、自治体の収集日に合わせてゴミ出しをしましょう。しかし、あまりに多い場合は、一度にすべてゴミ置き場に持っていくのは避けましょう。一日に2~3袋あたりが限度です。
大きな家具や家電は自治体によって無料で回収してくれるところも存在します。ごみ収集場に持ち込むことが可能な地域もありますので、お住いの自治体のホームページを検索してみましょう。
大きな家具や家電をご自身で運ぶことが困難な方は、遺品整理業者や不用品回収に依頼をするとよいでしょう。
<STEP4> 清掃
家の中にある全てのご遺品を運搬できましたら、最後に清掃を行います。家を取り壊す予定でしたら清掃の必要はありませんが、賃貸や売り出す予定がある場合は清掃が必要になります。水回りのクリーニングや部屋全体の掃き掃除を行うとよいでしょう。庭がある場合はもちろん庭の清掃も必要になります。
3.遺品整理をする上でのコツ
ここまでで、遺品整理の基礎的な知識をご説明いたしましたが、初めて遺品整理をされる方は、いざ始めようとしてもわからないことも多く、つまずきながらの遺品整理となり、なかなか思うように作業が進まないという人も多いのではないかと思います。
なので、よりスムーズに作業を行うため、最後に遺品整理を行う上でのコツをご紹介いたします。
1.できるだけ作業に必要な人をあらかじめそろえる。
先ほども記述したように、遺品整理を行う場合、家具や家電など大きなものを運搬する必要が出てきます。そのために必要な人をそろえることも大事なコツです。つまり、軽トラックを所有していて、なおかつ力のある人が必要なのです。ほかにも、相続の相談をするための権利者など、遺品整理を行う上でその場で判断を下せる人が近くにいた方がよいでしょう。
2.作業分担をする。
一人で作業をされる場合は別ですが、ご家族全員で遺品整理をされる方は、それぞれ作業分担を振り分けるとよいでしょう。重要書類など、一度目を通してから分別をしなくてはいけないものは、一度よけておいて、判断を下せる人が分別を行いましょう。書類が発見されるたびに手が止まってしまうと、今までしていた流れが思い出せなくなったり、なかなか進まなかったりするので、その場で確認せず、一度段ボールなどで保管しながら作業を行うとよいと思います。
3.メリハリをつけて作業をする。
遺品整理はすぐに終わる作業ではありませんので、その日その日で「今日はリビングを終わらせる」など、目標を定めてから作業を始めるとよいでしょう。無理をして一日中遺品整理作業を続けると、体がもたなくなってしまいます。きちんと休憩を取りながら行うことで、メリハリがつき、結果として作業もスムーズに行えるでしょう。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか?遺品整理は負担が大きく、時間のかかる作業です。しかし、無理をせずにコツコツと進めることで必ずゴールは見えてきます。遺品整理を現在行っている方は今回のコツをもとに、頑張ってみてください!
「どうしても重いものが運べなくて困っている」「ものがあまりに多すぎて遺品整理が終わらない」とお悩みの方は業者に依頼をするのも一つの手です。費用はどうしてもかかってしまいますが、量が少なければ最短で1日で遺品整理を終わらせることも可能になります。当社では、ご相談だけでも受け付けております。お悩みの方は当社エピローグシオンまでお問い合わせください。






