こんにちは。遺品整理専門エピローグシオンのスタッフです。
さて、本日は孤独死が起きてしまう主な原因と孤独死を防ぐための対策についてお話したいと思います。
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誰もが最後は大切な家族や友人に看取られたいとお考えになると思います。もちろん、私もぼんやりとした考えですが、最後は誰かに手を取ってもらっていたいなと感じます。しかし、それが叶わないまま最後を迎えてしまう人は後を絶ちません。
高齢化社会とともに孤独死が社会問題とされるようになってからそれなりの年月が経過しましたが、孤独死が減少していくという傾向は全く見られない状況です。私たちが大切なだれかに孤独死をさせないためにも、今回は孤独死の原因と対策についてご紹介いたします。
孤独死とは…
一人暮らしの方が誰にも知られず、お部屋の中で亡くなってしまうことを指します。すぐに発見されればよいのですが、誰にも気づかれず時間が経過してしまった場合、ご遺体が腐敗してしまい、ご自宅全体に腐敗臭が広がってしまうのです。そうすると、近隣住民が異臭に気づき、発見につながるという結果になります。この時点でご遺体は悲惨な状態になってしまいますので、必ず特殊清掃が必要になってしまいます。特殊清掃費用というものは決して安いものではありませんので、ご遺族の方に大きな負担をかけてしまうことは避けられません。もちろん、金銭的問題もありますが、親族・家族間で孤独死が起きてしまったことに対するショックは計り知れないものです。このような悲しい現実を迎えないためにも孤独死が起きてしまわないための対策が必要なのです。孤独死は高齢者以外にも起こりうる問題ですが、今回は特に多い高齢者にフォーカスしてお話を進めます。対策を練るためには、まず原因を知るところから始まりますので、ここからは孤独死してしまう原因についてご説明します。
孤独死の原因とは…
孤独死してしまう原因は3つほどあります。
1.一人暮らし
未婚の方であったり、もしくは最愛のパートナーに先立たれてしまったなどの理由から一人暮らしを長年されている方は孤独死のリスクが高くなってしまいます。高齢化が進むと、体にいろんな不調をきたしてしまうので、突然のことが起こりかねません。その際にそばで誰かが気づいてくれなければ、孤独死という結果を招いてしまうのです。
2.核家族化による孤独化
子供の独立により、高齢者の夫婦のみで生活をする世帯が増えてしまったことにも原因はあります。子供が独立してしまった後、忙しさゆえに家族間での連絡を取ることが減ってしまい、お正月ですら実家に帰省をしないという人が増えています。もし、その環境でパートナーのどちらかが先立ってしまった場合、完全に孤立したまま生活をしなくてはいけません。もしものことがあっても気づけないというのが現状となっているのです。
3.ご近所づきあいの希薄化
現代においては、賃貸暮らしの増加や個人情報を守るという観点からもご近所づきあいというのが希薄になっています。もちろん、かつてのようにご近所にすべての情報が筒抜けというのもプライバシーがありませんから、全面的に肯定しているわけではありません。しかし、孤独死という側面から考えるとご近所づきあいの希薄化は孤独死の増加の原因となるのです。もしもの時、一人暮らしで会ってもご近所の人に助けてもらうことができれば、孤独死を防ぐことができるのです。
孤独死を防ぐためには…
孤独死を防ぐための対策について今回は2点ほどご紹介させていただきます。
1.近所づきあいや家族間とのコミュニケーションを定期的に行う
これは様々なところで多々言われている、いわば王道の対策方法です。しかし、この対策こそが最も効果があるのです。先ほども記述しましたが、誰かに気づいてもらえさえすれば、孤独死という悲しい問題を防ぐことができるのです。子供の独立により、家が離れてしまっていてどうしても難しいという場合は、「見守りカメラ」というものも存在しますので、それらを活用してみるのもいいかもしれません。
2.見守りネットワークを活用する
地域によっては、自治体による見守りネットワークというものが存在します。場所によっては、高齢者のご自宅を月一回程度訪問して状況を確認してくれるという取り組みもあるようですので、ご興味のある方はお住いの地域の自治体のホームページをご確認ください。
いかがでしたでしょうか。もしものことが起きてしまわないためにも、日々健康に気をつけることも大切なことです。毎朝のウォーキングなどは、気持ちがいいですし、ウォーキング仲間にも巡り合える機会になりえます。まずは家の近くを散歩してみることもおすすめですよ。






