こんにちは。遺品整理専門エピローグシオンのスタッフです。
さて、本日はなにから遺品整理を始めればよいのかついてお話したいと思います。
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遺品整理を行う機会は、家族や親族が亡くなってしまわない限りなかなかありません。よって一生のうちにそれほど多く経験することもないでしょう。遺品整理のやり方を自主的に学ばない限り、やり方を知る機会もなかなかないでしょう。そのため、いざ遺品整理を行わなくてはならない場面となったとき、多くの人はどうすれば良いかわからず困惑してしまうと考えられます。今回はそんな遺品整理をなにから始めたらよいかわからない人のために、遺品整理の方法をお伝えしていきたいと思います。
まず初めに必ずしなくてはいけないことは相続・財産分与の話し合いです。遺品の中には貴重品も含まれているので、遺品は大切な財産と言えます。当社でも遺品の中から2000万円相当の金インゴットが出てきたこともあります。そういった遺品整理により発見された財産を親族間で誰が相続をするのか、話し合う必要があります。
次に、遺品整理をご自身または家族・親族だけで行うか、専門業者に依頼をするのかを決める必要があります。遺品整理を自身で行う場合は、時間と労力はかかってしまいますが、費用は最小限に抑えることができます。また、業者との間にトラブルが起きる可能性もなくなります。業者に依頼をする場合は、どうしても人権費や処分費用がかかってしまうので、遺品整理にかかる費用の負担は大きくなります。しかし、遺品整理を行う上で必要な時間や大きな家具等を運び出す力仕事は一切必要なくなるといえます。これらのメリットやデメリットは以前の「本当に遺品整理を業者に依頼するべきなのか?」というブログにて詳しく記載しておりますので、そちらもぜひご覧ください。
今回はご自身で遺品整理を行う場合について詳しく記述いたします。
ご自身で遺品整理を行うと決めた場合は、準備から始めましょう。遺品整理は力仕事でもあり、場所によってはホコリがある場所もあると思いますので、それに見合った服装に着替えます。マスクを着用し、女性の場合は髪が邪魔にならないようにまとめます。危険物が床に転がっている可能性もありますので、踏んでしまってもいたくないよう、厚手のスリッパや靴下を着用します。それでも心配な人は床が汚れないよう新品の運動靴を用意するのも手かもしれません。大きなものの持ち運びには危険が伴いますので、必ず軍手や手袋を着用してください。遺品整理を行う当日は動きやすく、汚れてもいいような衣服を選んでくださいね。服装の次は、遺品整理に必要な道具を準備します。ゴミ袋は持ちろんのこと、書類や食器等をいれるための段ボールも必要になります。段ボールが必要なので当然閉じるためのガムテープ、ハサミやカッター等も必要です。また、段ボールに何を入れたのかわからなくなってしまうことも多々ありますので、マッキーなどの油性ペンもあると良いでしょう。家の壁にネジ等で何かを止めている場合やお部屋に組み立て式のベッドがある場合はドライバー等の工具も必要になります。それらの大型ごみを処分場に持っていくための軽トラやワゴン車も必要となりますので、お持ちでない方はレンタルも視野に入れてみてください。
最後に遺品整理のやり方の手順をお伝えします。
まずはじめに、遺品を必要なものと必要でないものを分けます。それと同時に必要でないものを「可燃ごみ」「ペットボトル」「リサイクルプラ」「その他プラ」「不燃ごみ」「資源ごみ」「有害ごみ」「大型ごみ」の8つに分別します。分別したもののうち、自治体で回収されるものは決まった日時に処分してくださいね。大型ごみに関しましては、広島市に無料で持ち込みができるゴミ処理場がありますので、そちらに持ち込んでください。必要なものは「重要書類」「貴重品」「思い出の品」「通帳・印鑑」「金銭的価値があるもの」の5つに分けることができます。「重要書類」とは土地の権利書、生命保険関係の書類、有価証券、契約書、請求書、遺言書などがあります。「金銭的価値があるもの」には、様々ございますが、骨董品や美術品にとどまらず、製造年月から5年以内の家電や家具などがあります。そのうち、「金銭的価値があるもの」に関しましては、リサイクルショップや買取専門業者に買い取りを依頼するといいかもしれません。注意点といたしましては、買取も無料で処分もできないゴミがあるという点です。製造年月から5年以上たった、エアコン、洗濯機、冷蔵庫、テレビの四品目や、パソコン、大型楽器等です。これらは、ゴミ回収業者に依頼をするのが良いかと思われます。
いかがでしたでしょうか?
「おもったよりも遺品整理って大変そう」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。確かに遺品整理は非常に大がかりな作業といえます。自身だけの力ですべての作業をおわらせるのはなかなか難しいでしょう。とりかかったものの、やはり無理だと感じた方は途中から業者に依頼しても全く問題ありません。処分する量が減っていれば、何もしていないより費用を安く抑えることができます。「できるところまでしたのですが、家具の運搬ができないので家具の処分をお願いします。」と頼まれるお客様もいらっしゃいます。もし、遺品整理で現在悩まれている方がいらっしゃいましたら、ぜひエピローグシオンまでお気軽にご相談くださいませ。






