おはようございます。
広島遺品整理専門エピローグシオンのスタッフです。
今日は孤独死という終わりを迎えてしまったあと、
どのような状態へ変貌してしまうのかを経験を踏まえ、ご紹介したいとおもいます。
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具体的な描写を説明いたしますので、苦手な方は、
ここで読まれるのをやめることをお勧めします。
私たちが現場に入らせていただく時には、遺体は既に警察によって運び出された後です。
しかし、亡くなられた場所には、どのような体制で亡くなられたかがわかるほどに、
たくさんの赤黒い体液が体の形をかたどります。
よく見るとその周りには、小さなウジがうごめいていたり、
腐敗の途中でごっそりと抜け落ちた髪の毛が残っていたり、
はめていたのであろうメガネが落ちていることもありました。
部屋の中は耐え難い腐敗臭が充満しています。
その腐敗臭に引き寄せられたハエが卵を産み落とし、
羽化したハエが部屋中を四方八方に飛び回っていることもあります。
孤独死現場には何度も立ち入っていますが、
それでもなかなか慣れてしまうということはなく、
その都度、こうなってしまう前に助けを求められなかったのかと
つらい気持ちになってしまいます。
まず私たちは、現場に入ってすぐに手を合わせ、
この場でひとり亡くなっていった方に思いを馳せます。
自殺、病死、事件などといった様々な理由から遺品整理を任されます。
確かに孤独死の直接的な原因は、先ほど述べた理由からなりますが、
間接的な原因として、家族間のコミュニケーション不足というものを
感じざるを得ない場合もあります。
一人暮らしをされている方でも、
離れた家族と頻繁に連絡を取ることができていれば、
連絡が途絶えてしまった際にすぐに対応することが出来るからです。
ご近所付き合いというものが減少していった現代社会では、
家族間のコミュニケーションが最も孤独死を防ぐことに効果的ではないかと考えます。
今一度、家族にご連絡を取ってみることをお勧めします。
手軽に電話でも、時間にゆとりのある方は手紙を書いてみてもいいかもしれません。
そこから少しづつ、連絡を取る習慣をつけて頂けたら嬉しく思います。






