こんにちは!遺品整理専門エピローグシオンのスタッフです。
さて、本日はゴミ屋敷で発見される「ションペット」についてお話ししたいと思います。
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- ※この記事には排泄にまつわる内容がございます。
- 閲覧される方はご注意ください。
皆様は「ションペット」という言葉をご存じでしょうか?
普段の生活ではまず耳にしない言葉ですので、ご存じでない方もきっと多いことでしょう。
ションペットというのは、清掃業界・運送業界にて使用される造語で「おしっこが入ったペットボトル」を指します。
他にも「尿ペットボトル」、「黄金(尿の色から)ペット」、「尿ぺ」とも呼ばれたりもするようです。
なぜ、清掃業界でそんな造語が使用されるのかといいますと、ゴミ屋敷片付けの際に、尿が入ったペットボトルが発見される機会が多いためです。
運送業界では、長距離トラックのドライバーがトイレ休憩する時間を惜しみ、ペットボトルの中に排尿する人が多いと言われているようです。
今回は、清掃業界で発見される「ションペット」の存在についてご紹介していきます。
実は、ゴミ屋敷に住まわれている方の中には、おしっこをトイレではなくペットボトルの中にしている方も多くいらっしゃいます。
弊社も数多くゴミ屋敷清掃のご依頼を頂きましたが、その中でも体感2~3割くらいの確率で「ションペット」を発見します。
ではそんなションペットはどうしてゴミ屋敷内で作りだされてしまうのでしょうか?
この記事では、その原因を探り、ションペットが放置される危険性や処理方法についてもご紹介しています。
ゴミ屋敷作業での一例

まず、私がはじめて「ションペット」の処理をした体験談についてご紹介していきたいと思います。
弊社では、遺品整理や生前整理に加え、ゴミ屋敷清掃・特殊清掃も承っています。
そんな中でもションペットは基本、ゴミ屋敷清掃の際にだけ発見されます。
私がその日清掃作業をしていたお部屋も、天井に届くほどの山積みのゴミがありました。
よく拝見する光景ではあるものの、今回も「すごい」と感じざるをえないほどでした。
「ゴミ屋敷」と呼ばれる通称から、家の中にあるものはすべて「ゴミ」であるかのように感じますが、実際はすべてがゴミなのかというとそうではありません。
中には趣味で集められたものや衣服など、生活用品も紛れています。
生活用品の山と、ゴミの山を分けて放置されている人もいますが、それらがすべて一緒くたになって放置している人もいます。
ここで言うゴミとは、プラスチックの弁当殻やお菓子のビニール袋、ペットボトルに瓶、缶などです。
一目でゴミとわかりますよね。
それらはすべて空とは限りません。
食べかけや飲みかけなどももちろんあります。
そして、「ションペット」も………。
いつものように分別しながら作業をしていたため、はじめはただの飲み残しだと思っていました。
しかし、ペットボトルの回りに貼ってあるビニールをよく見ると、水が入っているはずのペットボトルの中身が茶色いのです。
「水も腐るんだなあ」と思っているとほかのスタッフから「それ、おしっこなんじゃないの?」といわれやっと気が付きました。
そのまま作業を進めると、ションペットがどんどん見つかるのです。
合計100本は優に超えていたと思います。
ションペットをそのまま処分することができれば何よりなのですが、残念ながらションペットをそのまま廃棄することができません。
すべて排水に流し、ペットボトルを空にした状態で処分する必要があるのです。
ションペットは蓋を開けるまでは無害ですが、開けてしまうともちろん尿であるということがわかる匂いを放ちます。
即座に鼻呼吸から口呼吸にシフトチェンジし、どうにか臭いを感じないように最善の工夫をしました。
初めこそ衝撃的でしたが、流す作業は無心になるだけです。
作業後は跳ね返った尿で防護服が濡れていますが、防護服は作業終了後処分してしまうので問題はありません。
しかし、苦痛に感じる人はきっと苦痛なのだろうと思われる作業だと私は感じます。
ションペットを作ってしまう理由

ここからは、ゴミ屋敷に住んでいる人がペットボトルに排尿してしまう理由について長年ゴミ屋敷清掃を承ってきた経験から解説をしていきたいと思います。
今回、ご説明するションペットを作り出してしまう理由は以下の3つです。
- 1.トイレが使えない状態だから
- 2.トイレに向かう気力もないから
- 3.夜間にトイレまで行くことが怖いから
1.トイレが使えない状態だから
ゴミ屋敷に住む人がペットボトルに排尿する理由のほとんどがこれであると思われます。
トイレが詰まってしまったけれども、直し方がわからなかったり、水道業者が呼べなかったりしたためにトイレが使えないまま放置してしまっているのです。
他にも、トイレにまで物を溜め込んでしまっているせいで便座の蓋を開けることができないから、という理由の方も今までにいらっしゃいました。
トイレが使えなくなったとしても人間ですから必ず排尿しなくてはなりません。
初めのうちは近くのコンビニや公園のトイレに向かっていたかもしれませんが、だんだんとそれが面倒となり、最終的にはペットボトルへ、ということになるのです。
2.トイレに向かう気力もないから
トイレが使用できる状態であるにも関わらず、ペットボトルに排尿される方もいらっしゃいます。
そういった方は、ベッドの上にも蓋を閉めた状態のションペットが散乱しています。
万が一にも蓋が開いてこぼれてしまうとベッドが汚れてしまう恐れもあるため、ベッドからは離れた場所にションペットを放置する人が多いですが、そういったことを一切構わずベッドの上に放置している方は一定数存在しました。
こういった方は、トイレのためにベッドの上から動くことができないのです。
これは「セルフネグレクト」を原因として、このような状態になってしまうことが考えられます。
「セルフネグレクト」とは、自己放任ともいわれ、自分が生活するために必要な行為である食事や着替え、片付けなどしない、あるいはできない状態を指します。
「セルフネグレクト」の要因には、うつ病などの精神的な疾患が要因であることが多く、問題解決までに時間がかかることが多いです。
3.夜間にトイレまで行くことが怖いから
また、夜間にトイレに行くことが怖いという理由から、ペットボトルにおしっこをしてしまう人も存在するようです。
大人になっても夜が怖いと感じる人は一定数存在します。
しかし、その原因にはうつ病や不安障害が隠れているケースもあるため、夜が怖くて動けなくなってしまう人は一度専門家に相談してみるのもいいかもしれません。
ションペットを放置する危険性

ここまでに、ションペットを作り出してしまう原因をご紹介してきました。
ただここで一つご留意頂きたいのは、ペットボトルにおしっこをすること自体は決して悪い事ではないということです。
人に知られると「お行儀が悪い」なんて言われてしまうかもしれませんが、その程度です。
問題なのは、ションペットをそのまま放置し続けてしまうという点にあります。
ここからは、ションペットを放置することで起きうる危険性についてご紹介していきます。
今回ご紹介する危険性は以下の2つです。
- ・破裂の危険性
- ・悪臭による近隣トラブル
・破裂の危険性
ションペットを放置し続けると、尿に含まれるアンモニアやメタン、二酸化炭素などのガスがボトル内に溜まり、結果ボトルが破裂してしまう危険性があります。
ペットボトル自体、内部からの圧力に多少の耐久性があるため、ちょっとやそっとで破裂することはあまりないかもしれませんが、もしも破裂してしまうと、床が汚れてしまうだけでなく、強烈な悪臭を放つこととなります。
・悪臭による近隣トラブル
ションペットはしっかりとボトルの蓋を閉めていたとしても、少なからず悪臭を放ちます。
ペットボトル自体、気体成分の透過を完全に防ぐのが難しい素材であり、一度は開封済みのペットボトルであれば僅かな隙間から気体が漏れ出てしまうことは予想にたやすいでしょう。
それが大量に保管されたままであれば尚のこと悪臭は強まり、最終的には近隣住民が分かってしまうほどの悪臭になってしまうことも予想されます。
また、人は同じ臭いを嗅ぎ続けてしまうと「嗅覚疲労」によりその臭いを感知しなくなってしまいます。
その結果、本人は何も臭わないように思っていても、近隣住民からしてみると酷く臭うという認識の違いまで生まれてしまいます。
最終的には近隣住民とのトラブルに発展しかねません。
ションペットの処理方法

次にションペットの処理方法についてご説明いたします。
ションペットは、先ほども記述したようにその状態のまま捨てることはできません。
自分で処理をしたい場合は、トイレにその中身を捨て、水で綺麗に洗い流した上でペットボトルとして処理をすることが最も適切な方法になります。
また、片付け業者に依頼をした場合、ションペットは一本当たり約1,500円ほど処理費用が掛かることが一般的のようです。
もし、家の中に100本のションペットが見つかった場合、その処理だけで15万円ほど費用が掛かってしまうという計算になります。
ションペット自体、有害ガスが発生しているものであるため、ションペットの処理は一般的な清掃作業ではなく、特殊清掃として扱われます。
その結果、ションペットの処理には費用がかかるということになるようです。
ションペットを作り出さないためには

ここまでのご説明で、できる限りションペットを放置したままにしない方が良いということが分かっていただけたのではないかと思います。
それでは、今までションペットを大量に作り出してきてしまった人は、今後どのようにして生活をすると、ションペットを作り出さなくても良い環境が作れるのでしょうか?
最後にションペットを作り出さないための工夫についていくつか案をご紹介して終わりたいと思います。
今回ご紹介する方法は以下の2つです。
- 1.トイレだけは使える状況にしておく
- 2.ゴミ屋敷状態から脱却する
1.トイレだけは使える状況にしておく
これまでの経験上、ションペットが埋まっているゴミ屋敷の多くは、トイレが使えない状況にありました。
つまり、トイレが使えさえすれば、ションペットが溜まっていくことはほとんどないとも言えるでしょう。
ただ、
「トイレが詰まってしまったけれど、家がゴミ屋敷だから恥ずかしくて水道業者も呼べない……。」
という理由からトイレの詰まりをそのままにしてしまっている人も存在します。
その場合、二つの方法の内いずれかを選んで対処をすると良いかと思います。
一つは、トイレまでの廊下を自力で片付けて、水道業者を呼ぶという方法。
まだ、廊下の床が見えるくらいの状況であれば、自力で廊下部分だけでも片付けることができるかもしれません。
廊下が綺麗になれば、水道業者が来ても恥ずかしいと感じずに済むはずです。
若しくは、ゴミ屋敷の片付け業者に片付けを依頼する方法です。
片付け業者に家の中の片付けを依頼すると、ついでにトイレの詰まりも解消してくれるケースが多いです。
片付けに必要な費用は掛かってしまいますが、トイレの詰まりを直すことができますし、家の中も一旦綺麗にリセットすることができるため、お勧めです。
2.ゴミ屋敷状態から脱却する
ションペットが生み出される大きな原因は家の中がゴミ屋敷であるという点です。
ゴミ屋敷状態から脱却することができれば、ションペットを生み出すきっかけもなくなることでしょう。
「セルフネグレクト」の状態である方は、専門家に相談してみると脱却の糸口が見つかるかもしれません。
日頃の忙しさで片付けをする余裕のない方やゴミ出しができない状況にある方は、一度片付け業者に片付けを依頼し部屋の中をすっきりさせることで、再スタートを切ることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ションペットが存在する理由や処理方法についてご理解いただくことができましたでしょうか?
現在、ご自宅の片づけをしたいとお考えの方は、ぜひ当社エピローグシオンまでお気軽にご相談くださいませ。
もちろん、弊社でションペットを処理させて頂くことも可能でございます。
ご依頼者様のお気持ちに寄り添い、丁寧な対応を心がけております。
ご依頼者様のプライバシーを守るための最善の努力をさせて頂きます。
安心してお任せくださいませ。
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