こんにちは。遺品整理専門エピローグシオンのスタッフです!
さて、本日は遺品整理において親族間で起きやすいトラブルについてお話したいと思います。
【エピローグシオンの遺品整理の作業実績】⇐こちらをクリック
遺品整理という作業は、ご両親やご家族とともに生きた記憶を思い返す大切な作業ではありますが、その遺品整理を通して親族間でトラブルが起き、関係が悪くなってしまう、ということもあり得ます。
もちろん、誰も親族間でトラブルを起こしたいと思う人はいないでしょう。
避けては通れない遺品整理で親族とトラブルを起こさないためにも、このブログで事前にどのようなトラブルが起きてしまうのかをあらかじめ知っておくと良いでしょう。
起きやすいトラブル例をご紹介
ここからは、実際に遺品整理を通して起きてしまった親族間のトラブルをご紹介していきたいと思います。
1.形見分けによるトラブル
遺品整理という行為の中には「形見分け」と呼ばれる作業も含まれています。
「形見分け」とは、故人の近親者や友人などに対し、故人の愛用品・思い出の詰まった品などを「形見」として分配することを指します。
また、その形見を故人様が生前の時に「あなたに形見として残してあげる」と約束をする場合もあります。しかし、その約束が口約束であった場合は、その証拠がどこにもないため、親族間でトラブルに発展しやすいとされています。
「形見」として誰かに何かを残してあげたい場合は、エンディングノートや遺言などで、形に残しておくとトラブルになりにくいとされています。
高価な物や資産価値のある形見は、資産分与にあたる可能性がありますので、形見分けの際は、価格についても慎重に確認する必要があります。
2.遺品整理の押し付け合い
遺品整理とは、本来相続人にあたる親族全員が行うべき作業なのですが、実際には同居していた親族や近所に住んでいる親族が遺品整理作業を押し付けられてしまう、というトラブルがよく起きてしまうのです。
遺品整理を親族の方が行うとすると、大きな家具の搬出や分別など途方もない労力が必要となります。また、遺品整理を業者に依頼する際も、もちろんそれなりに費用が掛かってしまうものです。
遺品整理は時間的にも金銭的にもなかなかの負担が強いられる作業ですので、非常に悲しいことですが遺品整理の押し付け合いのような形になってしまうことも多いのです。
3.処分してはいけないものを勝手に処分してしまう
先ほど記述したように、遺品整理を押し付けあうトラブルもありますが、勝手に遺品整理を進められて、思い出の品等を勝手に処分されてしまう、といったトラブルも起きやすいでしょう。
捨ててしまう人からすれば、ゴミ同然に見えるものでも、思い出を残されている方からしてみると、二度と手に入れることのできないかけがえのないものです。
同居していたご遺族が相続人の確認も取らず、遺品整理を進めてしまうとのちにトラブルに発展しかねません。
必ず、相続人全員が集まった上で、遺品整理の進め方、残しておくものとそうでないものの相談をしておくべきと思われます。
トラブルを起こさないための注意点
最後に、親族間でトラブルを起こさないための方法を簡潔にご紹介したいと思います。
<トラブルにならないための注意点>
- ・相続人全員で遺品整理の進め方を相談する。
- ・相続人全員で残す遺品についてを決める。
- ・形見分けは遺言書やエンディングノートに従い、それらが無い場合は相談した上で
決定する。
トラブルは、基本的に意思の疎通がうまく取れなかったことや、確認不足から始まります。
そのため、少しでもトラブルが起きないようにするためには、相続人や親族間でこまめな連絡を取ることが大切となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
遺品整理を通して親族トラブルを起こしたくない方は、ぜひ、こまめな連絡を心がけてみてください。
遺品整理は家の大きさによって大変さが変わってきます。
大きな家や、物量が大きな家に関しては、形見を見つけることすら困難となるかもしれません。
相続人や親族間での遺品整理が難しいと感じられた方は、遺品整理専門業者に依頼してみるのも良いかもしれません。
現在お困りの方は、当社エピローグシオンまでお気軽にご相談くださいませ。
ご遺族様に寄り添い、丁寧な分別を心がけております。
大切な形見がある場合は、事前に申し出ていただくことで探し出すことも可能でございます。
ご希望の方はお気軽にお申し付けくださいませ。






