こんにちは。遺品整理専門エピローグシオンのスタッフです。
さて、本日は布団の処分方法ついてお話したいと思います。
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ご自身で遺品整理をしていると、処分方法がわからなかったり、持ち運びが困難な物が出てきますよね。今回は重くてかさばる布団はどうしたらいいかわかりませんよね。しかも、物量の多い家では、布団が10枚以上発見されることもあるでしょう。そんなに大量に見つかってしまうとますますどうしたらいいかわからなくなってしまいます。
長期間保管されている場合は、布団の状態もあまり良いものではないかもしれません。かといって、故人様が長年愛用されていた布団を捨ててしまうのは気が引ける、という方もいらっしゃるでしょう。
今回はそんな布団の処分方法についてご紹介していきたいと思います。
布団の処分方法
布団が新しいものであれば、干したり、丸洗いすることで再利用をすることも可能でしょう。しかし、劣化などで布団の状態があまりよくない場合は処分する方法をとることが主でしょう。
そんな時の布団の処分方法は大きく分けて三つあります。
1.大型ごみに出す
布団はサイズが大きいため大型ごみとして処分されることが多くあります。大型ごみとして処分するためには、以下の方法がとられます。
- 自治体に回収してもらう
- ごみ処理場に持ち込む
<自治体に回収してもらう場合>
広島市で大型ごみとして収集してもらうためには、インターネットまたは電話にて予約をする必要があります。また、有料となりますので、納付券を市内のコンビニまたはスーパーにて購入します。納付券はシールになっているので、布団に張り付けておくと良いでしょう。納付券は一枚250円とされています。料金は発生してしまいますが、持ち運ぶ必要がないため、軽トラックなどを所持していない場合はこちらの方法が良いかもしれませんね。
<ごみ処理場に持ち込む場合>
ごみ処理場に持ち込む場合、広島市では事前予約や処分費用は不要です。予約も処分費用も不要というのは非常に助かりますよね。しかし、安佐南工場大型ごみ破砕処理施設まで搬入しなくてはいけませんので、量がたくさんある場合は軽トラックが必要になります。また、荷物を降ろす際も、自身で行わなくてはいけないので、そこそこの体力が必要となります。
2.可燃ごみに出す
「え?大きいから大型ごみじゃないと捨てられないんじゃないの?」
と思われるかもしれませんが、あるひと手間を加えると可燃ごみに出すことができます。
そのひと手間とは、30cm以内に解体することです!
大きめのハサミやカッターナイフなどで布団を30cm以内き切り取り、ゴミ袋に入れてしまえばそのまま可燃ごみに出すことができます。しかし、布団にはダニやほこりがいますので、それらを吸い込んでしまわないようにマスクを着用する必要があります。また、綿や羽毛が飛び散ることが予想されますので、解体が終わったら室内を必ず掃除しなくてはいけません。外や庭で解体をしてしまうと、綿や羽毛が風に飛ばされてしまうので、必ず室内で行いましょう。
この方法を選ぶ場合は、すべての可燃ごみの袋を出し切れない可能性があります。2~3袋ずつ少しづつごみ出しを行わなくてはなりません。処分費用を抑え、かつ自分で処分したい場合はこの方法が良いかもしれません。
3.不用品回収業者に依頼をする
とにかくスムーズに処分したいと思う方は、不用品回収業者に依頼をすることも一つの方法です。
重たい布団を運び出す必要もなければ、納付券を買いに行く必要もありません。また、ほかにも処分しずらい遺品を一緒に回収してくれます。しかし、価格が数千円ほどかかってしまいますし、業者によってはそれ以上請求されてしまうこともあるでしょう。事前に見積もりをしてもらうなど、注意して対応する必要があるかもしれません。
布団を再利用する方法
「布団は故人様が長年使っていたものだから捨てにくい………」
と感じる方は布団を再利用するという方法を選ぶと良いでしょう。
布団を再利用する方法は大きく分けて2つあります。
1.打ち直す
実は布団は仕立て直して再利用することができるのをご存じでしたか?
布団を仕立て直すことを「打ち直し」と呼びます。
布団は長年使用しているとへたってきてしまうものですよね。敷布団も、昔はふかふかだったのに、今ではぺらぺらの煎餅布団になってしまっているなんてことも………。そんな布団を打ち直す方法は、まず中の綿をほぐして、ゴミや塵を取り除きます。そして、生地を新しいものにして新品同様の布団に生まれ変わらせるのです。こうすることで、故人様が愛用していた布団が経年により劣化してしまっていても、きれいな状態に戻して引き続き大切に使い続けることができますよね。
料金は生地の料金もあわせておよそ一枚につき15,000円~が相場のようです。
しかし、布団の劣化があまりにひどい場合は打ち直しができない可能性もあるようなので、事前に業者に聞いてみるのもいいかもしれませんね。
2.譲る・寄付をする
布団の状態も良く、まだまだ使えるけれども、自分には必要ないと感じる方は親戚に譲ったり、寄付をしてみてはいかかでしょうか?親戚の方で、布団が必要になっている人がいれば、その方にお譲りすることで、捨てずに再利用することができます。そういった親戚・友人がいない場合は、NPO法人などの団体に寄付をするという方法もあります。布団を団体に直接持ち込むという方法もありますが、郵送で寄付ができる団体も存在します。ただし、その場合は送料にかかる料金は寄付金として必要になります。
誰かのために役立ちますので、ご遺族も故人様もきっと喜ばれる方法になるのではないかと思います。
布団の状態が悪い場合には、引き取ってくれない場合もあるので注意しましょう。
遺品整理業者に依頼をする
最後に、布団の処分方法として、遺品整理業者に依頼するという方法をご紹介します。
遺品整理業者に依頼をすることで様々なメリットを得ることができます。
布団の処分は重労働になりますので、任せてしまうことで、その労力を担う必要がなくなります。また、遺品整理業者は遺品を大切に扱う業者がほとんどですので、安心して任せることができます。布団だけでなく、遺品の仕分けや、遺品の撤去、清掃なども合わせて依頼をすることで全体的な費用は割安となるでしょう。
遺品整理業者によっては布団を供養してくれる業者も存在します。供養に出すことで、処分することに対して精神的にも負担が減りますよね。
これらの手間を一度に任せることができるので、遺品整理におけるさまざまな負担が格段に減少するでしょう。時間や体力的に遺品整理が難しい方や、精神的に辛さを感じる方は遺品整理業者に任せることをおすすめします。






