ご依頼の経緯・相談内容
ある日、女性の方から一本のお電話がありました。
「私、現在遺品整理をしようと思っておりまして、御社にご連絡致しました。」
「えっと、すみません…何からお話しさせて頂ければいいのかしら……。」
「私の父が1ヶ月ほど前に亡くなりまして、最初は家族で遺品整理しようとしていたんです。」
「でもだんだんわけがわからなくなってしまって、友人に相談したんです。」
「そしたら友人が御社をくれたので、とりあえず電話させて頂いたっていう状況です。」
戸惑っている話し方でしたので、女性の方も少し困惑している状況であることが伺えました。
「大丈夫ですよ。大体のご状況はわかりました。」
「それでは一度お家の状況をお見積りさせて頂きたいと思います。」
「ご実家の詳しいご住所をお伺いしてもよろしいでしょうか?」
とお返事させて頂くと、
「そうですね!お願いします。」
「因みに遺品整理ってどんな工程で作業をなされるんですか?」
「こちらである程度作業をしておいた方が良いんでしょうか?」
とご質問を頂きました。
「いえいえ!○○様はもう何もしなくて大丈夫です。あとはすべて弊社にお任せください。」
「遺品整理作業の流れですが、~~~」
そのお電話口で遺品整理の流れについてご説明し、お見積りに伺う日時も取り決めました。
作業前現場状況
後日、お見積りに伺いました。
ご依頼者様は、
「何もしなくていいと仰っていただけたんですが、どうにも落ち着かなくて……。」
「貴重品ぽい物は大体分別できていると思います。」
「丁寧にして下さるとお聞きしておりますので全てお任せしますね。」
とお話しくださいました。
お部屋の状況は、確かに多数のお荷物を保管されている印象でした。


家具にこだわりがあったようで、リビングにはおしゃれな空間が広がっていました。
「素敵なリビングですね。」
とお伝えすると、
「ありがとうございます。母の趣味だったんです。」
「絵を描くことも趣味だったので、母が描いた絵もたくさん残ってるんですよ。」
と教えてくださいました。
そんなお話をしながらお見積りを終え、後日お見積書を郵送いたしました。
数日後、ご依頼者様よりご成約のお電話を承ることができました。
作業内容
一戸建てのお家でしたので、作業期間は2日ほどかかりました。
5名のスタッフを連れ、作業にあたります。
まず最初に行うことは、分別と梱包です。
貴重品や思い出の品を誤って処分してしまわないよう、慎重に分別していきます。
その際、スタッフが引き出しの中から一通のお手紙を見つけました。
少女が書いたようなかわいらしい便箋でした。
そのお手紙をご依頼者様にお返ししたところ、
「わ、懐かしい!これ私が母の日に送った手紙なんです。」
「こんなの取っておいたんだあ………。」
と懐かしんでおられました。
こういった思い出の品を見つけ出すことも大切な遺品整理の一環であると私は改めて感じることができました。
分別・梱包作業を終えると、ご遺品の搬出作業に入ります。
ご実家のお庭にブルーシートを轢かせて頂き、その上にご遺品を搬出していきます。
無事にすべての荷物を搬出できたら、提携している一般廃棄物収集業者を呼び、処分品を回収してもらいます。
最後にお部屋の中を掃き掃除と掃除機掛けをして作業終了となりました。
回収品目
布団/毛布/衣類/冷蔵庫/洗濯機/テレビ台/テレビ/カーテン/本棚/エアコン/タンス/ダイニングテーブル/ダイニングチェア/ガスコンロ/食器棚/人形/カラーボックス/じゅうたん/鏡台/収納ケース/扇風機/座卓/食器類/調理器具/調味料/花壇/絵画
お客様の声/スタッフコメント
作業終了後、ご依頼者様より、
「大変な作業をしていただいて、ありがとうございました。」
「丁寧な仕分けに感動です。」
「娘たちも喜んでおりました。」
とのお言葉を頂く事が出来ました。
現在、遺品整理でお困りの方はエピローグシオンまでお気軽にご相談くださいませ。
弊社では丁寧な分別を心がけておりますので、貴重品や大切な思い出の品を誤って処分することはございません。安心してお任せいただけると思います。
人数・日数・料金
| 間取り | 3LDK |
| 日数 | 2日 |
| 人数 | 5人 |
| 作業費用 | 220,000円(税込) |
作業前・作業後
Before


After








