今回の案件は提携している葬儀社からのご紹介でした。
ご依頼があり、お見積もりをさせていただきましたが、
純日本家屋であるお宅で、2階建ての蔵とさらに大きな倉庫もあり、中心の庭を囲むようにして家屋が建っている建物でした。

倉庫の中も含めすべての荷物を撤去する必要があったため、我々もすべての作業を終わらせるのに5日は要しました。
今回はそんな大掛かりとなった遺品整理の作業内容についてご紹介しますね。
まず1日目は、家の中の梱包から始めました。
純日本家屋のお部屋は古き良き和の雰囲気が漂っておりましたが、
キッチンの方はリフォームをされていて、とても広々として使いやすいようになっておりました。

私はキッチンの食器や調理器具の分別を担当し、
他のスタッフが寝室や和室の梱包を進めました。
お部屋にはさほどご遺品の量も多くなく、1日で梱包・分別作業を終えることができました。
お部屋の中の梱包は順調に進みましたが、大変だったのが倉庫や蔵の方でした。
家の一階部分にある倉庫には膨大な量の農機具が収められておりました。
農作業をするための用具や、作業台等も数多く、圧倒されていましたが、
農作業にはこれだけの用具が必要なのだと勉強になりました。
2階建ての蔵には、使われていないお布団や家具・花器や食器・衣類などが敷き詰められていました。
倉庫の方はまだ光が良く入るため、作業もしやすかったのですが、
蔵には電気は通っているものの、光があまり強くなく、作業が困難だったのを覚えています。
弊社が持っているライトも活用しながら作業を進めましたが、それでも暗い場所での作業では目を凝らす必要があるので、どうしても作業の進みが遅くなってしまいます。
倉庫と蔵での梱包・分別作業は3日ほどかかってしまいました。
最後に、梱包した処分品を提携している収集業者の方に引き取りに来てもらい、
倉庫や蔵を含めてお部屋全体を掃除させていただいて作業終了となりました。
お部屋のご遺品の量はさほど多くはなかったものの、倉庫や蔵に大量のご遺品が敷き詰められていたことと、作業範囲が広大であったこともあり、作業期間は合計で5日間かかりました。
| 間取り | 時間・人数 | 料金 |
|---|---|---|
| 8LDK+倉庫 | 5日・5人 | 1,120,020円 |
Before


After








