ご依頼の経緯・相談内容
賃貸物件で遺品整理を行う場合、故人様が暮らしていたお部屋の家財を整理するだけでなく、退去に向けた準備についても考える必要があります。賃貸マンションやアパート、借家などでは、賃貸借契約書に基づいて賃料や共益費、契約期間、特約事項、退去時の原状回復などについて定められています。通常の生活による経年劣化については、契約内容や実際の状況によって扱いが異なりますが、故意や過失による破損・汚損がある場合には、退去時に原状回復の費用が必要となるケースもあります。
また、ペットの無断飼育や騒音、無断転貸、契約者以外の同居など、賃貸借契約で禁止されている事項について確認が必要になる場合もあるため、遺品整理とあわせて、退去に向けた準備を進めていくことが大切です。

今回、ご遺族様からは故人様が暮らしていたマンションのお部屋について、遺品整理のご相談をいただきました。「家財も多く、自分では整理できないと思っています。マンションですが大丈夫ですか?なるべく早く見積もりをお願いしたいです」とのお問い合わせをいただき、現地へお伺いしました。
現地では、ご遺族様ご自身でも一部整理を進められていましたが、長く暮らされていたこともあり、まだ多くの家財や生活用品が残っている状況でした。また、賃貸物件ということから、遺品整理だけでなく退去時のことも心配されており、「遺品整理が終わってから退去届を出そうと思っています。長く住んでいたので、原状回復費がどれくらいかかるのかも心配です」とのお話もありました。
何社か見積もりを取ったうえで依頼先を決めたいとのご希望もあったため、まずはお部屋の状態や遺品の量、搬出経路などを確認。必要となる作業について一つずつご説明し、お見積り金額をご提示しました。その後、ご検討いただいたうえで正式にご成約となり、遺品の仕分けから搬出、処分、作業後の簡易清掃までまとめて対応することになりました。
作業前現場状況
今回の現場は2LDKのマンションです。室内には大型家具や大型家電をはじめ、衣類や日用品、キッチン用品など、故人様が長年の生活で使用されていたさまざまな遺品が各部屋に残されていました。長く生活されていたお部屋ということもあり、整理する物の種類や量が多く、単純に家財を搬出するのではなく、一つひとつ確認しながら仕分けを進める必要がある現場です。

ご遺族様が事前に一部整理を進められていたものの、大型家具や冷蔵庫、洗濯機などの大型家電はご自身で搬出することが難しく、残された遺品の仕分けから搬出、処分、作業後の簡易清掃まで一連の作業をお任せいただきました。
また、マンションでの遺品整理では、室内だけで作業が完結するわけではありません。玄関から廊下、エレベーター、エントランスなどの共用部分を使用して家財を搬出するため、室内の作業とあわせて、共用部分を傷つけないための配慮も必要になります。そのため、作業開始前に搬出経路を確認し、作業を安全かつスムーズに進められるよう準備を整えました。
作業内容
マンション2LDKのお部屋での遺品整理ということで、まずはエレベーターや共用部分を含めた搬出経路を確認し、必要な養生から開始しました。

マンションでは、室内から玄関まで家財を運び出すだけでなく、廊下やエレベーターなどの共用部分を使用して搬出することになります。大型家具や家電もあるため、周囲の状況を確認しながら、壁や床などを傷つけないよう配慮して作業を進めます。養生を終えた後は、ご遺族様から事前に伺っていたご要望をスタッフ全員で共有し、室内の遺品を一つずつ確認しながら仕分けを開始しました。
可燃ゴミ、不燃ゴミ、リサイクルできる物などに分けながら、家具や家電、衣類、日用品、キッチン用品などを整理していきます。長年暮らされていたお部屋では、さまざまな種類の物が混在していることも多いため、処分する物をまとめて搬出するのではなく、内容を確認しながら作業を進めることが重要です。
マンション2LDKのお部屋で遺品整理を行うため、まずはエレベーターや共用部分など、搬出経路の養生から開始しマンションでは室内から玄関までの搬出だけでなく、廊下やエレベーターなど共用部分を使用するため、周囲に配慮しながら作業を進めることが大切で、養生を終えた後、ご遺族様から事前に伺っていた要望をスタッフ全員で共有し、室内の遺品を一つずつ確認を行い可燃ゴミ、不燃ゴミ、リサイクルできる物などに仕分けながら、家具や家電、衣類、日用品などを整理していきます。
遺品整理では、すべてを一括して処分するのではなく、リサイクルや買取が可能な物がないかを確認しながら作業を進め、大型家具や大型家電についても、搬出経路を確認しながら順番に搬出しリサイクルや買取ができない遺品については、当社提携先の一般廃棄物業者へ委託し、適正に処分を行いました。

すべての遺品を搬出した後は、各部屋のクリーニングと簡易清掃を行うと、家具や荷物がなくなったことで、それまで見えにくかった床や壁、各部屋の状態も確認しやすくなります。最後まで室内を確認し、遺品整理から搬出、簡易清掃までの一連の作業を終えました。

回収品目
家具・寝具:ベッド / 布団 / 毛布 / 椅子 / テレビ台 / カーテン / 本棚 / タンス / ダイニングテーブル / ダイニングチェア / 食器棚 / カラーボックス / じゅうたん / ソファー / 鏡台 / 収納ケース
家電製品:冷蔵庫 / 洗濯機 / エアコン / ガスコンロ / 電子レンジ / トースター / 扇風機 / ヒーター / 掃除機 / 照明器具
日用品・その他:衣類 / 食料品 / 食器類 / 調味料 / 台所用品 / 洗剤 / 人形 / 自転車 / 花瓶 / プラスチック製品 / ペットボトル / 空き缶 / 空き瓶
お客様の声/スタッフコメント
お客様からいただいたお言葉
「こんなにきれいになるとは正直思っておりませんでした、何社か見積もりを取りましたが、エピローグシオンさんにお願いしようと思って正解でした。これで安心して退去することができます。本当にありがとうございました。」と、嬉しいお言葉を頂戴しました。
ご自身でも少しずつ整理を進められていましたが、大型家具や家電なども多く、すべてを一人で整理するのは難しい状況で、遺品整理を終え、室内の荷物がなくなったことで、退去に向けた準備も進めやすくなったかと思います。
スタッフより
賃貸物件で遺品整理をご依頼いただく場合、ご遺族様が心配されるのは、残された遺品の整理だけではありません。故人様が長く暮らしていたお部屋では、退去時の原状回復について気になる方も多く、クロスの汚れや破れ、クッションフロアの汚れや破れ、建具の傷、水回りの汚れ、畳や襖など、長年の生活によって気になる箇所が見つかることもあります。
一方で、長く住居として使用していれば、通常の生活による経年変化が生じることもあります。そのため、退去時にどこまで対応が必要になるのかについては、賃貸借契約書の内容や実際のお部屋の状態を確認することが大切です。
遺品整理業者が原状回復の費用や責任範囲を決めるものではありませんが、遺品整理を進める中で室内の状態を確認しておくことで、その後の退去手続きや管理会社との確認も進めやすくなります。
当社では、賃貸マンションやアパートなどでの遺品整理、生前整理のご依頼も多く、ご遺族様が心配されていることについては、お見積りの際にできる限りお話を伺っています。遺品整理を終えてから退去するのか、退去に向けてどの部分を整理・清掃しておく必要があるのかなど、ご依頼者様の状況を確認しながら、必要な作業内容をご案内しています。
補修や張り替え、クリーニングなどが必要となる場合についても、事前にお部屋の状態を把握しておくことで、退去に向けた準備を進める際の不安を少しでも減らせるかもしれません。遺品整理は、単に家財を処分してお部屋を空にするだけの作業ではありません。
ご遺族様にとっては、故人様が長年暮らした住まいを整理し、賃貸物件の退去や各種手続きを進めるための大切な作業でもあります。賃貸マンションやアパートなどで遺品整理を検討されている方、家財が多くご自身で整理することが難しい方、退去に向けた遺品整理についてお悩みの方は、当社までお気軽にお問い合わせください。
間取り・日数・人数
| 間取り | 2LDK |
| 日数 | 1日 |
| 人数 | 5人 |
作業前・作業後
Before


After








