ご依頼の経緯・相談内容
女性の方からのご依頼がありました。
「親が亡くなってしまったので、遺品整理をお願いしたいです。」
「部屋がそのままの状況ですので、一度お見積りに来て頂けますか?」
「なるべく早く整理したいと考えております。」
とのお問い合わせがあったので、そのお電話で見積り日時について打ち合わせをしました。
後日、ご指定頂いた日時にてお見積りに伺うとご依頼者様が部屋を案内してくださいました。
「わざわざ来て頂いてすみません。部屋の荷物が多くて、どこから手をつけていいのかわらず困っていたんです。」
「これはもう専門の業者さんにお任せしたほうがいいと思いまして。」
「なるべく費用が安くなるようにお願致します。」
とのご要望を伺いながらお見積りさせて頂きました。
作業前現場状況
間取りは2Kで、そこまで広くはありませんでしたが、部屋全体に荷物が詰め込まれていた印象があります。


また、キッチンは丸角の扉やおしゃれなカウンターがあり、いい雰囲気が感じられました。
「素敵なキッチンですね。」
とお伝えすると、
「ありがとうございます。母自慢のキッチンだったんですよ。」
とご依頼者様は懐かしそうに仰っていました。
その後無事にお見積りが終わり、お見積書をご郵送いたしました。
数日後、ご依頼者様よりご連絡があり、
「ご提示いただいた金額で作業をお願いします。」
とご成約頂けました。
作業内容
まず、お部屋の中の細かなご遺品を分別する作業から始めます。
キッチンの調味料や調理器具を分別し、食器は土嚢袋に入れ、割れても危険が無いように梱包していきます。
タンスの中の衣服は、貴重品が紛れていないか確認しながらビニールに詰めていきます。
そんな中、故人様が残されていたであろうネックレスや貴金属、お手紙を発見しました。
もちろん、それらはすべてご依頼者様にお返しします。
ご依頼者様は、
「ええ!そんなもの取ってたんだ!」
「懐かしい~、見つけてくださってありがとうございます!」
と喜ばれていたのを覚えています。
分別・梱包作業が終えると、大きな家具や梱包した袋を搬出していきます。
搬出作業が完了すると、今度はお部屋の簡易清掃に入ります。
今回は簡易清掃のみのご依頼でしたので、掃き掃除と掃除機掛けを行いました。
塵一つ落ちていないことを確認し、作業は終了となりました。
回収品目
ベッド/布団/毛布/衣類/冷蔵庫/洗濯機/テレビ台/テレビ/カーテン/本棚/エアコン/タンス/ダイニングテーブル/ダイニングチェア/ガスコンロ/食器棚/人形/カラーボックス/じゅうたん/鏡台/収納ケース/食器類/調理器具/調味料/本/照明器具
お客様の声/スタッフコメント
作業終了後、ご依頼者様にお部屋の確認をしていただくと、
「あれだけの荷物があったのに一日で終わらせてしまうなんて流石です。」
「手紙やネックレスも見つけて頂き感謝します。」
とのお言葉を頂く事が出来た。
遺品整理の作業を長年承っていると、ご依頼者様が確認出来ていない所から現金・貴金属・貴重品などが見つかることもあります。
当たり前のことですが、弊社では貴重品は必ずご依頼者様にお返しします。
何を当たり前のことを言っているんだ、と思われるかもしれません。
ですが、遺品整理業者の中には発見した貴重品を無断で持ち帰る悪徳業者が存在するのをご存じでしたか?
きちんとした遺品整理業者を選ばないと、知らず知らずのうちに被害に遭ってしまうかもしれません。
この記事をご覧の方で、遺品整理や生前整理を業者に依頼しようとしている方がもしもいらっしゃるなら、どうか慎重に業者を選んでほしいと私は強く願います。
間取り・日数・人数
| 間取り | 2K |
| 日数 | 1日 |
| 人数 | 3人 |
作業前・作業後
Before


After








