ご依頼の経緯・相談内容
今回は、以前からお付き合いのある不動産会社様からご紹介いただいた、6LDKの一戸建て住宅での遺品整理の事例をご紹介します。
ご両親が暮らしていたご自宅を売却することになり、ご遺族様自身でも少しずつ家財の整理を進めていたそうですが、家全体の物量が多く、ご家族だけでは整理を終えることが難しい状況になっていたそうです。
そこで不動産会社の担当者様に、「遺品整理をお願いできる業者を紹介してほしい」とご相談され、弊社までご連絡が入ることとなったのです。
お見積りには不動産会社の担当者様も同行され、ご依頼者様から直接お話を伺いながら現地を確認します。
ご依頼者様からは、「両親が長年暮らしてきた大切な家なので、できるだけ丁寧に整理してほしい」というお気持ちを伺いました。
基本的には家財をすべて処分する予定でしたが、その中でも「母親が生前にプレゼントした大切なひざ掛けだけは、もし見つかれば残しておいてほしい」とのご希望がありました。
ご家族が探しても見つからなかったお品ということもあり、作業時にスタッフ全員で情報を共有し、見つけた場合には必ずご依頼者様へお渡しすることを確認して、お見積りを終えました。
作業前現場状況
現場は一戸建て住宅で、間取りは6LDK。
ご両親が長年暮らされていたこともあり、各部屋には家具や生活用品、衣類、寝具など、長い年月の中で少しずつ増えていった家財が数多く残されていました。


特に物置部屋では、家具の上や床にも荷物が重なっており、部屋の奥まで確認するためには、まず手前の荷物を整理する必要がある状態です。
ご家族だけで少しずつ片付けようとされていたものの、これだけの物量になると、必要な物と処分する物を一つずつ判断しながら整理するだけでもかなりの時間がかかることでしょう。
また、今回のように「基本的にはすべて処分したい」という場合でも、長年暮らされていたご自宅には、ご家族が探している大切な品や貴重品が残っている可能性があります。
そのため、単純に荷物を運び出すのではなく、各部屋の状況を確認しながら丁寧に仕分けを行う必要がある現場でした。
6LDKと部屋数も多く、物量も多かったため、お見積りでは各部屋を一つずつ確認しながら、搬出経路や作業に必要な人数・日数なども含めて確認。
後日お見積書を提出し、正式にご依頼いただくこととなりました。
作業内容
作業当日は、6名のスタッフで現場へ向かいました。
まずは各部屋にスタッフを配置し、ご遺品の仕分けからスタートします。
今回の作業で特に重要だったのが、ご依頼者様から事前に伺っていた「お母様が大切にされていたひざ掛け」です。
スタッフ全員に特徴や探しているお品について情報を共有し、処分品の中に紛れてしまわないよう注意しながら、一つひとつ確認を進めました。
遺品整理では、家具の中や収納の奥、箱の中など、普段あまり確認しない場所から思いがけない品物が見つかることがあります。
今回も、家具や収納の中を確認しながら、現金や貴重品、重要書類、思い出のお品などがないか慎重に分別を行いました。
そして作業を進めていたスタッフから、「これではないでしょうか?」と、探していたひざ掛けが見つかったとの報告がありました。
すぐにご依頼者様へ確認していただくと、「これです!見つけていただいてありがとうございます」と大変喜んでくださいました。
ご家族が探しても見つけることができなかったお品を、遺品整理の作業の中で見つけることができた瞬間でした。
その後も、必要な物と処分する物を丁寧に仕分けながら梱包を進め、各部屋の家財を順番に搬出。
6LDKという広い住宅だったため、スタッフ同士で作業を分担し、搬出する荷物の種類や量を確認しながら効率よく作業を進めていきました。
すべての家財を搬出した後は、室内に残った細かなゴミやホコリを掃き出し、最後に簡易清掃を実施。
4日間にわたる作業を終え、ご依頼者様に室内をご確認いただいたうえで、無事に遺品整理を完了しました。
回収品目
家具・寝具:ベッド / 布団 / 毛布 / 椅子 / テレビ台 / カーテン / 本棚 / タンス / ダイニングテーブル / ダイニングチェア / 食器棚 / 人形 / カラーボックス / じゅうたん / ソファー / 鏡台 / 収納ケース / 座卓
家電製品:冷蔵庫 / 洗濯機 / テレビ / エアコン / 扇風機 / 電子レンジ / ガスコンロ / ガスヒーター / 照明器具
日用品・その他:衣類 / 金庫 / 食器類 / 調理器具 / 調味料
お客様の声/スタッフコメント
作業を終え、ご依頼者様にお部屋をご確認いただきました。
「ここまで丁寧にしてくださるとは思いませんでした。母親が大切にしていたひざ掛けも見つけてくださって、本当にありがとうございます」
そうお話しされるご依頼者様の姿を見て、スタッフも胸がいっぱいになりました。
遺品整理では、家具や家電を搬出して家を空にすることだけが目的ではありません。
今回のように、ご家族が「これだけは残したい」と思っているお品がある場合、そのお気持ちを大切にしながら作業することも私たちの重要な役割だと考えています。
特に、長年暮らしていたご自宅では、ご家族自身もどこに何があるのか把握しきれていないことがあります。
「必要な物は確認したので、残りはすべて処分してください」とおっしゃっていたとしても、実際に作業を始めると、家具の奥や収納の中から貴重品や思い出の品が見つかることは珍しくありません。
だからこそ弊社では、最初から「処分する物」と決めつけるのではなく、一つひとつの荷物を確認しながら丁寧に分別しています。
今回も、事前に伺っていたひざ掛けについてスタッフ全員で情報を共有していたことで、無事に見つけることができました。
ご家族だけでは時間や体力の面で整理が難しい場合でも、私たちが一緒に確認しながら進めることで、大切なお品を見落とすことなく整理できる場合があります。
「家族だけでは片付けきれない」「探している物がある」「処分していい物なのか判断できない」といった場合も、まずはご相談ください。
遺品整理は、ただ物を処分する作業ではなく、残されたご家族が次の生活へ進むための整理でもあります。
エピローグシオンでは、ご依頼者様のお気持ちを大切にしながら、一つひとつのご遺品を丁寧に確認して作業を行っています。
間取り・日数・人数
| 間取り | 6LDK |
| 日数 | 4日 |
| 人数 | 6人 |
作業前・作業後
Before


After








