ご依頼の経緯・相談内容
「6年間住んでいた部屋から引越すことになったので、ゴミ屋敷(不用品)の整理と清掃をお願いしたいのですが…」
というご本人様からのお問い合わせから、今回のご依頼となりました。
「引っ越し間近になってしまったが、自分ではもうどうにもできない」
「何とか綺麗な状態に戻して出たい」
という切実な思いをお持ちのようでした。
ご相談いただいている中で、転勤による引越しであることが分かりました。
処分したい物、残したい物を確認のために伺うと
「どこにあるか分からない『書類』と『黒いカバン』を見つけ出して欲しい」
とのご要望を承りました。
作業前現場状況
まず、玄関から奥の方に向かって、レジ袋やゴミ袋に入ったゴミなどがうず高く積み上がっているのが見えました。
床が見える所はほとんど無く、ゴミの上を歩きながら部屋に入らせていただかなくてはなりません。
浴室にはあまりゴミがありませんでしたが、トイレには便器の回りにゴミが積み重なっています。
さらに扉の奥の部屋に、天井にまで達する程のゴミが、山のようになっている姿がありました。

作業内容
今回は空きペットボトルの量がかなりあることが、一見して分かる程でしたので、まずは空きペットボトルの回収から取り掛かりました。
ほとんど全て飲み切ってフタを閉めてある状態でしたが、そのまま回収するとかさが増すため、空きペットボトルを潰しながらの回収となりました。
一度フタをゆるめてボトルを潰し、再度フタを閉める作業を繰り返すのです。
幸い全て飲み切ってくださっていたので、液体がこぼれることもなく大変助かりました。
最終的に、空きペットボトルだけで、45リットルのゴミ袋に50~60袋分もの量になりました。
その他、弁当ガラや可燃ゴミ、不燃ゴミ、紙類なども全て分別していきます。

残すべきかどうか分からない物については、その都度ご依頼者に確認を取り、作業をすすめさせていただきました。
冷蔵庫、洗濯機、テレビ、電子レンジなどの家電も処分のため回収しました。
ゴミや処分品を撤去後は順次クリーニングを行なっていきます。
キッチン、浴室、トイレ、洗面台、ベランダ、玄関、フローリングについて、気持ち良く明け渡していただけるよう、クリーニングさせていただきました。
作業後、ご依頼者にご確認をいただき2日間の工程を完了しました。

回収品目
布団/毛布/マットレス/座椅子/衣類/冷蔵庫/洗濯機/電子レンジ/液晶テレビ/カーテン/食器類/調理器具/収納ケース/扇風機/掃除機/書籍/空きペットボトル/可燃ゴミ/不燃ごみ/ダンボール
お客様の声/スタッフコメント
「どこにあるか分からなくなっていた『書類』と『黒いカバン』を見つけていただき感謝しています」
「引越し間近の依頼にも関わらず、迅速に作業に入ってもらうことができ、とても助かりました」
とのお声をいただきました。
今回、ご相談時「6年分のゴミが…」と自らおっしゃっており、ご自身でゴミを袋に詰めていた形跡もあったため、何とかしたいと思ってもどうしようもできない状況に追い込まれていた様子がうかがえました。
スタッフが残すか処分するか伺うと
「これは○○だから(という理由で)…捨てます!」
と、一つひとつご自分に言い聞かせるように決めていらっしゃる姿が印象的でした。
また、スタッフが驚いたことに、ゴミ屋敷清掃で必ずと言っていいほど見つかる【小銭】が、全く出てこなかったことがあります。
ご依頼者は元来、真面目できちんとした方なのだろうと勝手に推察してしまいました。
今回ゴミ屋敷を一掃できたことを心の糧に、心機一転、新天地でご活躍されることを、スタッフ一同心から願っております。
間取り・日数・人数
| 間取り | 1LDK |
| 日数 | 2日 |
| 人数 | 5人 |
作業前・作業後
Before


After








