孤独死(孤立死・自死)などでご家族が亡くなられた場合、発見後は警察による現場確認が行われ、事件性の有無などを確認したうえで親族へ連絡が入るのが一般的で突然の連絡を受けたご遺族様は、驚きや悲しみ、悔しさ、後悔など、さまざまな思いを抱えながら対応することになります。
それでも現実には、葬儀や各種書類の手続き、相続に関することなど、短期間のうちに進めなければならないことが多く、さらに故人が暮らしていたお部屋の遺品整理や清掃も必要になることで精神的、肉体的に大きな負担になります。

孤独死の現場では、発見までの時間によって必要となる作業が大きく変わり、発見が早く、死臭や体液、害虫などが確認されない場合は、特殊清掃を行わず遺品整理と室内清掃のみで対応できるケースもありますが、一方、発見が遅れてしまうと腐敗が進み、死臭や体液による汚染、害虫などが発生して特殊清掃が必要となり、遺品整理と合わせた費用や作業日数が大きくなることもあります。
また、近隣住民との付き合いや日頃からのコミュニケーションがあることで、普段と様子が違うことに気づき、早期発見につながる場合もあります。
今回は、夏場に一人暮らしをされていた方が室内で亡くなられたものの、発見が早かったため、特殊清掃を必要とせず遺品整理と室内清掃で対応した1Kのお部屋でした。
「親族が部屋で亡くなり、清掃と遺品整理をお願いしたいですのですが。賃貸物件ですのでなるべく早くお願いできればと思っております。」お問合せ頂き緊急性があると判断して当日にお見積りへお伺いますと「お部屋で亡くなっていましが近隣の方が姿を見ないと思い管理会社に連絡してくれたみたいです。私は怖くて部屋に入ることは出来ませんが宜しくお願いします。」とのことで室内の状況を確認し、必要となる作業や処分方法について丁寧にご説明させて頂きご依頼頂けました。
作業前現場状況
夏場に室内でお亡くなりになっていましたが、発見が早かったため、室内に強い死臭はなく、害虫も確認されませんでした。そのため、今回の現場では大掛かりな特殊清掃を行う必要はなく、遺品整理を中心とした作業で対応できる状態で、一人暮らしのお部屋ということもあり、室内には分別されていない家庭ゴミや生活用品が残っており、水回りにも汚れが確認されましたので、遺品整理では、残された物をただ搬出するのではなく、可燃ゴミや不燃ゴミ、リサイクルできる物などを確認しながら仕分け、ご遺族様が室内へ入ることに不安を感じられていたため、作業員が室内の確認から分別、搬出、清掃まで進める形にとなりました。

作業内容
間取りは1Kのワンルーム。まず、室内に残された分別されていない家庭ゴミや生活用品を確認し、可燃ゴミ、不燃ゴミ、リサイクル品などに仕分けていき、故人が使用されていた家具や家電、衣類、食器類なども一つずつ確認しながら整理を進め、リサイクルできる物と処分する物を分けていきます。

分別作業を終えた後は、室内から順番に搬出しリサイクルできない処分品については、当社提携先の一般廃棄物業者へ委託し、適正に処分を行い、室内に残された物をすべて搬出した後は、部屋全体と水回りのクリーニングを行います。

今回の現場は発見が早く、強い死臭や体液、害虫などが確認されなかったため、必要以上に専用薬剤や特殊な機材を使用した特殊清掃を行う必要はありませんでしたので状況に合わせて必要な作業だけを行うことで、遺品整理と室内清掃を1日で完了しすべての作業を終え、ご遺族様が安心して賃貸物件を返却できる状態へ整えました。
回収品目
家具・寝具:布団 / 毛布 / 椅子 / テレビ台 / カーテン / 本棚 / タンス / 食器棚 / カラーボックス / じゅうたん / ソファー / 収納ケース / 座卓
家電製品:冷蔵庫 / 洗濯機 / 液晶テレビ / ガスコンロ / 扇風機 / 電子レンジ / 照明器具
日用品・その他:衣類 / 工具 / 食器類 / 食料品 / ブロック / プラスチック製品 / ペットボトル / 空き缶 / 空き瓶
お客様の声/スタッフコメント
お客様からいただいたお言葉
「丁寧にきれいにしてくださり、ありがとうございました。これで安心して返すことができると思います。今後も何かありましたら、よろしくお願いします。」と、嬉しいお言葉をいただきました。
突然の出来事で室内へ入ることも難しい状況の中、遺品整理から搬出、清掃までお任せいただき、賃貸物件を返却するうえでの不安も少し解消されたようで、スタッフとしても安心しました。
スタッフより
孤独死、孤立死、自死などの現場では、「亡くなられた部屋だから特殊清掃が必ず必要」と考えているご遺族様も少なくありません。しかし、必ずしもすべての現場で特殊清掃が必要になるわけではありません。
今回のように発見が早く、強い死臭や体液、害虫などが確認されない場合は、必要以上に専用薬剤や特殊な機材を使用した特殊清掃を行わず、遺品整理と室内清掃で対応できるケースがあり必要な作業だけで問題なくお部屋を整えられるのであれば、ご遺族様にとっても費用を抑えることにつながります。
当社は遺品整理を専門とする会社であると同時に、特殊清掃にも対応しています。近年は遺品整理業者や特殊清掃業者も増え、依頼先を選べるようになった一方で、高額な追加費用、窃盗、不法投棄、消臭が十分に行われていないなど、業者とのトラブルが発生するケースもあり遺品整理や特殊清掃を依頼する際は、事前に業者のホームページなどを確認し、見積もり時の説明や担当者の対応、作業内容についてしっかり確認することをおすすめします。
料金だけで判断するのではなく、安心して任せられる業者なのか、必要な作業についてきちんと説明してくれるのかを確認し、今回のように、特殊清掃が必要なのか、それとも遺品整理と清掃だけで対応できるのかは、実際の現場を確認しなければ判断できない場合もありますのでご遺族様だけで判断することが難しい場合は、まずは専門業者へ相談してみてください。
間取り・日数・人数
| 間取り | 1K |
| 日数 | 1日 |
| 人数 | 3人 |
Before


After








