不動産の方から連絡があり「一軒家で60代男性の方がお亡くなりになり、片付けをお願いしたいのですが、家の中でペットを飼っておられて…。家の中に糞が散乱していて臭いも酷い状態です。」との依頼内容だった。
部屋に入って現状を確認してみると、想像以上の状態で部屋の中は物が散乱そして数え切れないほどの糞が床に落ちていて、押し入れの中まで糞が散乱していた。そして糞尿の臭いも酷く、防護マスクを着用しての作業になることを覚悟した。
実際に作業を行う上で、まず床にある数え切れないほどのペットの糞を取り除く作業をしていきそして床や壁についた糞尿を特殊な薬剤などを使ってきれいに除去・除菌していき、特殊な機器を設置して消臭作業をし、それと並行して部屋の片付けも行って行く。
家から出た処分品(ゴミ)はゴミ回収の業者(一般廃棄物収集業者)に回収してもらうのだが、現場の場所が坂の多い場所で階段になっていて車が入れないため、その処分品(ゴミ)を置く場所が家から200mも離れている場所にあるので家からそこまでスタッフが交代で運搬して置くことになった。坂になっているため足の疲労感をいつもより増して感じた。
作業を終えて「あんな状態だったのに、ここまで綺麗にしていただけるなんて、本当にありがとうございました。」との言葉を頂くことができた。
確かに【あんな状態】には納得ができた、自分もペットを飼っていたことがあるから理解できる部分もあるのだが、やはり糞・尿の始末を怠れば臭いも出るし、衛生面でも良くはないし近所の方にも迷惑もかかる。年を取ると身体が不自由になったりと何かと不便なことも出てくる。故人様もなかなか長年可愛がっていたペットの世話も出来ないほど、お身体を酷使されていたのではないかと心配になり、考えさせられる現場だった。
| 間取り | 時間・人数 | 料金 |
|---|---|---|
| 4LDK | 2日・4人 | 529,200円 |
Before


After








