広島市西区にて遺品整理をさせていただきました。
アパートの一室には、雑貨や本、日用品、ご家族さまが蒐集された骨董品などの私物が大量にありました。生ゴミも異臭もなく、風呂場やトイレは使用できる状態でしたのでゴミ屋敷ではありませんが、それに匹敵するほどの物量でした。
通常はお見積りの際に、ご依頼主さまから何が不用品で何が私物か説明いただきますが、私物と不用品が1箇所に入り混じる状態においてはその判別すら難しくなります。今回のご依頼主さまはご多忙のため連日のお立ち合いが難しく、また持って帰られる私物も非常に多かったため、作業中ご不在の場合は私たちだけでは不用品か私物か判断できかねる状況が生まれました。そのため、私たちが目に見える不用品を仕分け、ご依頼主さまが選別できる空間を作り、私たちの作業終了後ご依頼主さまが私物を選別していく、という流れを繰り返すしかありませんでした。
確かに今回は作業日数が予定より大幅に増えました。
ご依頼主さまとご家族さまはこのアパートの一室を約30年借りられていたそうで、その分思い出がつまっていると思うと簡単に断捨離することは難しいです。ご両親さまの遺品があるならなおさらだと思います。
遺品整理にとどまらず人生の節目において最も大切なのは、自らや近しい人の想像しうる未来にご納得されることです。その為には後悔のない状況をつくりあげることが重要であり、私たちはそのお手伝いをしているに過ぎないのです。
| 間取り | 時間・人数 | 料金 |
|---|---|---|
| 2LDK | 7日・5人 | 587,400円 |
Before


After








